MOMは誰だったのか? (FC大阪戦レビュウ❷おしまい)

Jリーグ残留を決めた高知戦後の、ラスト3ゲームを、〈消化試合〉と呼べるのか。

その思考回路は、おそらく、38節西が丘を〈有終の美〉で締めよう、とか言い出す。

古びた常套句で、わかったような気分にならないほうがいい。

今季の雷鳥は、鳴かず飛ばずの低空飛行を続け、消化ゲームを淡々とこなしてきたようなもので、

つまり、最高のファンサーヴィス(=勝利) では、落第点だろう。

それが、現実。

 

我がチームにとっては既に、来シーズンが始まっているはずだから、

しかも、早く手を着けられるこのチャンスを逃す手はない(☜ もちろんクラブの仕事だが)。

……となれば、

FC大阪戦の終了時、

ピッチ(とベンチ)に立っていた、あのメンツをベースにスタートするのか否か?、そういった算段を、

眼前のゲームの中に求める楽しみが待っている。

おおくは#20~40番の背番号を背負うプレイヤーの、成長と今後(去就)、そこですよ。

ゲームの MOM(最も印象に残る選手)は、

山雅では、オウンゴールをアシストした村越 凱光であろうし、

FC大阪では、#10 (先制点を挙げたキャプテン)だった。

特に、#10の彼は、右サイドで攻守にわたる運動量が無尽、という印象。

こういうタレントにこそ、(返答はどうであっても) 山雅は、オファーを出すべきだろう。

山雅の現#10や、#41との契約更新が、かなり困難視される状況であるからには。

では。

窮屈な前半/奏功の後半 (2025.11.16 FC大阪戦レビュウ)

〈窮屈な前半〉
ロングボールの蹴り上げ。

放り込み、間髪いれずに駆け込むのがセットになったサッカー。

こういった相手の流儀に圧迫されると、

無闇な(その場しのぎの)蹴り返し、

あるいは、前につなごうとしてのパスミス。

ゲーム開始20分までは、こういうことで難儀した。

失点はその中で生れ、こっちがボールウォッチャーとなった失態。

でも、まぁ、

30分前後になると、自分たちを取り戻しつつ前へ進めるようになったけれども、

ああいった、対処に追われる時間帯を、いかに極小化できるか?

そこをカイゼンできないと、来季も、リーグ上位には位置できない。

〈奏功の後半〉
その要因は、いくつかあって、
いちばんは、サイドからサイドへの展開をやり通したこと。

4バックとやるには有効な手であって、それも、相手を寄せておいて反対へ振る。

#46安永を介したりして、左タッチライン沿いに展開する #40樋口を徹底的に使った。

あとは、#42想来の、相手ディフェンダーに勝った跳躍力。

競り勝ったボールの落下点へと衛星的にそ走り込んだボランチ、あるいは、#41村越の位置取り。

それと、サイドバックの外側からオーバーラップを試みた、#36松村(右)、#20陸王(左) の推進力。

このゲームだと、〈サイドを活かせ〉で統一され、徹底された意思統一を、

僕はすべてのゲームで観たかったのよ。

残念ながら、今季はこれが際立つのが遅かったが、来季はここから始めないとね。

では。

かなり上等。(FC大阪戦レビュウ 印象篇)

1 – 1 のドロー。

前半は圧倒されるシーンが多かったけれど、

後半は、けっこう盛り返し、

一時は、逆転の目もあったのだから、

現在4位のチーム相手に、かなり上等なサッカーができた、とチームを讃えたい。

10回戦のボクシングにたとえると……、

初回あたりに、ガードが下がり切ったところへ、右ストレートをクリーンヒットされて、カウント8 のダウンを喫す。
けれど。
中盤からは、相手より手数も多くなって勢いを増し、一時は、ロープ際まで追い詰めるシーンもあって、なんとかドロー採点に持ち込んだ、って感じか。

それにしても、あれだけ持ち直した要因は、何だったのか?

FC大阪の、時間を追っての疲れと弛緩だけにそれを求めるのは酷だろうから、

すこし検証してみないと。

でも。

残り 4ゲームの胸算用、1勝1分け2敗のうち、

勝ち点4の部分は、これで達成したので、

あとふたつ、上手くやれば儲けもの、となりました。

では。

ふたつの準備 (FC大阪戦プレビュウ❷)

ひとつ。

このゲームに絞っての準備

登録メンバーは、前節をほとんど踏襲する

初期布陣は、やっぱり 3 – 4 – 2 – 1 かな。

運用では、中盤を3 – 4 – 3で締めておいて、奪取、即反転をかけたいだろう。

ただし。

この陣形と、ロングフィード戦法とが、どうやって調和することで、

こっちにボールを引っ張れるのか?  のロジックが、僕には理解できていない。

そもそもロングフィードの、ボール回収における成功率が、低過ぎる。

エリア的なポイントは、

大阪が 4バックを採るので、ふたりのセンターバックの両脇に空くスペース。

そこにどう入っていくのか。

大内からは、左サイドバック(=タッチライン)へとボールが供給されるとしたら、

そこには、龍平よりも、樋口の〈アタマ〉を用意しておいて、

右サイドは、馬渡☞佐相、のつなぎでよい。(大阪の左サイドへの抑止にもなる)

とにかく、相手の基底ラインを引き延ばして、その〈疎〉を衝こう。

どうやら、最近の山雅は、ペナルティエリアに入るまでシュートは禁じ手のよう(理解できないが) だから、

サイド深く入り込んで、そこから中を衝く、ってことで。

ふたつめは、来季への道筋

(霜田体制 3年目の集大成があってよかった論者の)ソネさんによれば、

早川サッカーの評価は、

今シーズンの編成に、どれほど現監督の意向が反映していたのか?、が外せない……。

が。

3位にはなったものの勝ち点がせいぜい60点台、との先季の社長総括からすれば、

今季の50点未満は、言い訳の余地がまったくなし。

昨季の主要メンバーがほとんど残留したことに対し、

おおかたの者は、安堵と頼もしさを感じたはずなんだが、

昨季の〈脆さ〉〈耐性不足〉〈一辺倒〉をいまだ引き摺っているから、

皮肉にも、既知の編成が裏目に出る格好で、

❶個の技量の向上はあったろうが、❷そのオーガナイズに欠けた、と診る。

❶と❷の統合が具現化される体制つくり。

これが、準備着手の大前提でしょう。

でないと、昇格の言葉だけがひとり歩きで、実態が追いつかん。

でもさ。

来年から再来年にかけての、スタッフとプレイヤーとの契約年数は、

はたして、1年半なのか?

また、移籍ウインドウは、どう設けられるの?……わからん、わからん。

では。

準備は着々と (FC大阪戦プレビュウ❶)

勤務もあって、残念ながら、DAZN参戦ですが、

ゴール裏で、中旗を振ってチームを鼓舞してくれるだろうソネさんには、

現地応援を、しかと頼んでおいた。(ついでに、西が丘のゲームも)

 

……今節対戦するFC大阪。

ざっくり言って、前節やった高知ユナイテッドの上級版と考えて良い。

ボール保持に執着せず、

左サイドを多用して、カウンター気味に攻撃をしかける。

が、ロングなドリブル突破というよりは、ショートカウンターでペナルティエリアをめざす。

それと、相手のディフェンスライン(裏)に、けっこうボールを入れるだろう。

あとは、アクチュアルプレーイングタイムを削ってでも、

セットプレイ(スローイン含む)に傾注する。

得点状況にもよるが、ゲーム終盤にかけて失速する我がチームからすれば、

当方よりもはるかに強力な得点力を誇る相手に対して、

5 – 4 – 1でキッカリ堪えたい……そんな発想かも知れないが、

3トップでくる大阪には、あまり推奨したいやり方ではない。

防禦に入った際の時間進行について、確固とした思想を感じない山雅であるから、

みづから、相手に波状攻撃をゆるす局面を招くだろう。

相手が、せっかく4バックを採ってくれるのだから、

3バックを譲れないのならば、ここは、せめて、3 – 5 – 2 にして、

ふたりのセンターバックに対し、同数のフォワードで対峙したいではありませんか。

菊井、滝の登録が望めないのであるならば、

ツートップ(想来、林) の下に、村越か安藤を配し、

その左右に、安永、康浩のダブルボランチで、あくまで攻撃的にいきましょうや。

で、相手の左サイドを封じるためには、馬渡を先発で起用する。

とにかく、先制しなければ、勝てないチームですからね。

もちろん。

そのならわしを裏切ってくれることを、期待はしますが。

では。