追悼 ティナ ターナー。

1960年代から70年代にかけて、世にその存在を知らしめ、

その後も、80年代を経て、21世紀に入ってもなお、フロントラインで仕事を続けたシンガーたち。

その訃報が、このところ相次ぐものだから、けっこうメランコリックに効いてくる。
(これからも、ますます、そうだろうし)

ゴードン ライトフット (1938~2023.5.1)は、84歳。

ティナ ターナー (1939~2023.5.24)は、83歳で、次の世に旅立った。

言葉多く、あれこれと称賛するのはやめて、今はただ、在りし日の演奏に浸りたい。

ウエンブリースタジアム(@イングランド)でのコンサート(2000年)。

ティナは、当時おんとし61歳。

歌唱やダンスの衰えを補って余りある、抑えどころを熟知したパフォーマンス。

こんだけ演るんだから、やっぱ、真正ロックンローラーだよね

では。

モグラ戦記 2023。


(タチアオイ 6/24開花)

『ガリア戦記』は、

ユリアス カエサル(B.C.100~B.C.44)その人が、
ガリア戦争(B.C58から7年間) について記述した書物。

指揮官として、(現在のフランス) 遠征における戦況を、元老院に報告する体裁と目的だったらしい。

ところで、6月の、10日間ほど。

萬年は、我が庭へのモグラの侵攻(遠征?) に苦しみ、楽しまない日々でありました。

そう、哺乳綱、真無盲腸目(しんむもうちょうもく)、モグラ科の、あのモグラのこと。

相手はおおよそ地中に住んでいるから、実物を見たことはいままでの人生に、一、二度くらい。

今回だって、姿を現さない相手との、2週間弱のバトルであった。

夜昼かまわずに、庭のあちこちを、縦横無尽にトンネル(モグラ塚)を掘りまくり、途中、地上をうかがったのだろう、ところどころに穴を残す。

坑道にそって、植栽の根元が浮き上がってしまったり、庭土がボコボコと見苦しい。

さて、どうしよう?、となって、

モグラは駆除(=殺害)してはいけない生物であることをはじめて知る始末。(駆除には、行政の許可がいるらしい)

ゆえに、日本では公けには、モグラを殺生する商品は売っていないのです。

― なに、自分の庭の中でやることなんだからさ、黙っていればいいのよ、

と家人に励まされ、無い知恵を絞り、殺害までを視野に入れ、拙宅から退散してもらうべく、いろいろとやった、その試行記録は、ざっと、

●地中への振動策 ☞ ホームセンターにて、単一電池4つで、間欠的にブルルンと振動する筒状のものを購い、2箇所に埋め込む。(案外高価なので、2つのみ)

●火攻め ☞ 車載用の発煙筒を買ってきて、これに着火、トンネル出口の穴から突っ込んでみる(2回× 5分間燃焼)

●水攻め ☞ トンネル出口の穴へ、水撒きホースから、大量の水を放射する (出口が水で満たされるまでひたすら注入)

●音攻め ☞ ペットボトルを利用した風車を8本、トンネルの上から突き通すように設置、風が吹くとカサカサと回る、ファーマーズガーデンで、ひとつ 100350円也。

●同じく音攻め ☞ 盛んに威嚇し合う猫の鳴き声、または、ネズミが嫌う周波数の音を、YouTubeから録音し、それを、機会あらば、坑道に向け再生した。

●ヤス攻め ☞ モリとも。フィッシング用の魚突き(四又)を、盛り上がったトンネルの真上から、端から端までを間隔狭く、突き刺して歩いた。
(ただし、手応えや、切っ先への血液の付着は、認めず)

……、以上を、我ながら熱心、かつ、残酷に繰り返したのですが、人件費、交通費は別として、投下費用は、おおよそ、13,000 16,000円前後。

で、なにが奏功したのかは、モグラに訊けないために不明なるも、

昨日まで5日連続で、新旧トンネルの掘り返しの痕跡が、まったく認められなくなって経過中。

まさか、モグラ殿、庭のどこかで天寿をまっとうしたとも思われませんけれど、

この防衛と反攻戦から、私が得た教訓とは、

対モグラ戦においては、彼のメンタルヘルスを損なうこと、その一点に集中特化すべき、これであります。

今後、庭の修復は、コマめにやっていくとして、8本のカラフルな風車は、しばらくの間、そのまま立てておくつもり、悪趣味ですが。

以上、ささやかな戦記ひとつでした。

では。

リーグ戦 折り返し前の算段とは (いわて戦レビュウ❸)

いわぎんスタジアム参戦の京子さんから、わんこそばを何杯いただいたメールが入ったりしてましたが、

では、その、いわて戦からの学びは?

ひとつめ。

4~5月の、2連敗 × 2度。

これ、振り返れば、チームとしてかなり厳しい試行錯誤の渦中だった、
とは言え、修正の、ありがたいチャンスをもらったと考えるべきで、

既に、鹿児島戦(5/28 敗戦)で、復調と改善/進化をみせていたし、6月は、上手く立ち直ってみせたと、僕には映る。

で、いわて戦は、リーグ戦を40%消化する時点で、チーム戦法と容貌(メンツ、配置)に、メドが立ってきた中での、

もしも、疼痛に譬えれば、〈痛み〉が局限化してきて、更なる寛解に向けて手を施しやすくなった中での、ほんの足踏みひとつ、と僕は診ますね。

治療の方向性に、狂い、迷いが減じつつある、といったらホメ過ぎでしょうが、

要は、このメンツを最大活用してやるしかない、という覚悟のデッサンが描けてきたように思います。
(霜田サッカーには、個人技量の尊重、という要素は、かなり顕著です)

ふたつめ。 

今季、敗れたチームを、反則数の切り口で並べると……、

長 野   ☞  219 (ワースト 3位)
鹿児島  ☞   209 (同 6位)
富 山  ☞   205 (同 7位)
盛 岡  ☞   201 (同 8位)
沼 津  ☞   192 (同 10位) 

……、もちろん、サッカーのすべては、反則だけでは測れないが、リーグで、いちばん反則を犯さない山雅(157個)からすると、

この指標は、対戦相手に関する見積りをする時、かなり参考になります。

2022季の山雅は、反則数集計で、少ないほうから第6位、
今季は、さらに減っていて、攻撃を本道とするスタイルへの移行が進む。

他方、長野は昨季ワースト第1位で、今季も堂々の3位(現在)ですから、2季サッカースタイルは一貫していて、後半戦でやる時のヒントは、明確。

で、これからの4節の相手を、同じやり方で示せば……、

愛 媛  ☞   232 (ワースト 2位)
琉 球  ☞   214 (同 4位)
福 島  ☞   160 (同 19位)
八    戸  ☞   172 (同 18位)

ですから、愛媛、琉球との2連戦は、

〈強度〉面で、格段のアラートが発せられ、かつ、それを克服する手法、配置(メンツ)を、準備しましょう。

ついでに、福島には、ロングカウンター対策、八戸には、ショートカウンター(右サイド)対策が、用意されるはずです。

では。

実直に向き合うだけ (いわて戦レビュウ❷)

第15節にあって、

プレビュウでも、レビュウでも、僕が〈強度〉にこだわっているのは、

チームスタイルからであれ、技量の不足を補うためであれ、対戦相手の(累計)ファール数、あるいは、反則ポイント(もらったカードの多少)が、ゲームの様相に、色濃く影を落とすから。

いわてグルージャ盛岡の場合、

反則ポイントが、リーグ2番目に、高値。

また、反則数が、リーグ8番目に、警告数は、リーグ3位タイで、多い。

こういうデータがある以上、

そこと対峙するには、守功両面にわたり、強度で劣ることなく、かつ、被ファールによってリズムを崩されることのないように立ちまわらねばならない。

結果からすれば、相手の攻撃強度、つまり、突進精力に上手く対応できずに、失点し、
それなりにボールを動かせはしたものの、肝心の決めどころまでやり切れなかった、と言えましょう。

山雅の被ファール 19、とは、第10節対長野戦 の、同22 に並ぶレベルであって、さらに、盛岡に出されたイエローカードは 5枚となれば、是非はともかく、そこには身体を張ったバトルがかなり在ったわけです。

では、どうするか?

強く向かってくるサッカーを、すべて軽くいなせるほどの技量にある山雅でもないので、

どうやったって、真っ向、愚直、実直に競り合い、ボールに執着し続けるしか道がない。

(交わしてしまえるテクニックが皆無、とも思ってはいませんが)

つまり、あくまで、強度とスピードで上まわること、が山雅の活路なんです。

ファールによってかんたんには倒れない体幹、ファールを受けずに走り抜けられるスピード、そういったもので局面局面を支配する、

これはどうしても、残り23ゲームの 肝でもありましょう。

さて、レビュウ❸では、おんなじテーマが続きます。

では。

目醒めるのが (2023.6.24いわて戦レビュウ❶)

ゲームに入ってから、20分ほどかかってしまった、という感じでしょうか?

0 – 1 の敗戦。

先制されたのを挽回できずに、そのままタイムアップ。

自分流儀でやろうが、割り切って対策的に相手につきあおうが、山雅が、ゲームをまっとうするには、強度(インテンシティ)とスピード、これを忘れてしまうと、ひ弱さが露呈してしまう、といった教訓が得られたゲームでした。

開始早々から、盛岡はアクセル全開で、前へ前へと来て、左サイドをフル活用、

それが実ったのが、左からのクロスに飛び込んだ、16分のゴール。

マジメでなかったわけでは決してないが、相手の勢いを断ち切れずに、20分ほど手こずる間の失点。

その後は、交代策もすばやく、テコ入れも奏功、

ゲームの8割方は、ボールを動かして攻勢に出るものの、ペナルティーエリア近辺を、ガッチリと守備陣形で固められると、それを崩すのに苦労して、

シュートに持っていけるような、オープンスペースを創り出す工夫に足りなかった。

たとえば、前半46分。

常田が振り向いて打ったシュート(枠外)などは、決めたい気持ちがわかるんですが、あれは、ゴールに向けった体勢の榎本にバックパスすれば、もっと有効なシュートチャンスだった、と思います。

つまり、スペースをつくっておいて、良い体勢で打てるプレイヤーに打たせる、といった連携があるべきで、

今後、守備を固めて逃げ切りをはかる相手とやる場面では、絶対必要な要素。

……15節までやって、

❶強度と守功反復のスピード
❷人数がそろった相手守備をどうやって崩すのか

……これが、課題として残り続けました。

特に、❷は、ボールを握るサッカーをやりたければ、避けて通れない。

では。