おととい、早朝の食卓で。
― 名波さん、今度、日本代表のコーチに決まったってよ、と家人。
― ほおっ、そう? と、返した途端、
(なぎらけんいち風だと)イヌ エッチ ケーが、
次は、スポーツです。
名波 浩、前田 遼一の両氏が、サッカー日本代表のコーチに就任することが発表されました、とやりだした。
…… 名波氏は、現役時代は日本代表として活躍、その後、指導者に転身して、ジュビロ磐田、松本山雅で監督を務め、云々……と、当時の映像を織り交ぜて、続く。
山雅に、またひとつのレジェンドが生まれる?、とは、大げさ過ぎるかもしれぬが、
松本山雅を指揮し、かつ、降格を味わった者はその後、日本サッカー協会にあって要職を獲る、というのもまた、面白いお話し。
〈山雅経由〉の大抜擢、とかなんとか。
それほどの人物を招いてきた山雅の首脳陣は、間違いなく優秀。
無能であるはずもない。
その手腕を、なにかと批判する向きもあるけれど、
その御方には、他人の成功をすなおに喜べないばかりか、むしろ、その失敗をあげつらう救いがたき自分の性根を、一度は点検することをお薦めしたい。
では。