その朝。

NHKが、コラム風に

ひとりのJリーガーが、

組織(会社)を創って、子どもたちに食事を提供する活動をおこなっている、とニュースで流していた。

それを観て、家人は、

― あぁ、奈良クラブの、アサカワ、というのか。
対戦するとき(の楽しみ)に、覚えておこう。

そして、数時間もしたら、

山雅公式で、その浅川 隼人が加入することを知って、かなり驚いたのよ。

……と、その日、帰宅した僕は、聞かされたのだった。

これが、敢えて、ニュース報道のタイミングを狙ったリリースだったとしたら、

かなり気の効いた手法、と感心した。

それくらい凝っても、誰も文句も言うまい。

さて。

1/4 早朝の現在で、

チームの退団と入団は、それぞれ 10人と、完全に釣り合っている。

要は、陣容(ボリューム)を、そのまま保持する、ということだろう。

で、去就不明は、ただいま、4人。

帰省、帰国の日程から、単に契約書へのサインが遅れているだけ、とタカをくくっている僕ではあるが、

たとえ、今後出入りがあるにせよ、おおかたの編成は、ほぼ決した、と診る。

それよりも、それよりも。

Jリーグが取り戻した、正確には、DAZNから要らんと突き返された 3部リーグ戦の放映権のこと。

一体、どこに請け負わせるのか、この期に及んで発表もないが、

これ、情報に関する完璧な秘匿作戦、と喜んではいられない。

まったく……、野々村さん。

では。

数十年を経て,よみがえる。

浦島 太郎のお話を、ふと思い出すと、なんとも切なくなる。

自分だけ生き残って、取り戻せない過去を前にした、悲哀と寂寥。

それを、物語りで言い伝えた民のリアリズムは、まんざら捨てたもんじゃあない。

日頃、なんとなくちずさむメロディーが、僕にはあって、

はて、どこで仕入れたんだろうか?、と思っていたら、

映画『タクシー ドライヴァー』(1976年米)の、サウンドトラック中の曲だったことが、最近、判明。

二番館で観たように記憶しているけれど、ロバート デ ニーロにはじめて出逢った作品に違いない。

違いない、とは、おそらくはほぼ間違いない、という意味。

ヴェトナムからの帰還兵(=ヴェテラン)の、日常の孤独と再燃焼を、巧く演じた。

ヴェテランを描いて、この作品と双璧をなすのが、

『ヴァニシング ポイント』(1971年米)。

こっちも好きな映画で、DVDを持っている。

アメリカ人でしか描けない、アメリカ人が描くべき、そんな映画群。

日本人は、先の大戦を、クリント イーストウッドに描いてもらうのではなく、自分で、もっと真剣に作品にすべきだと思う。

なぜならば、未来のために。

……、と愚にもつかぬことを言っては、サウンドトラックを聴いてます。

では。

このユニ。この攻撃。


宮阪 政樹ありがとう。
もっとも印象に残るゴールは、2019年3月、ルヴァン杯対ガンバ戦における直接フリーキックでありました (パナスタで目撃!!)

自宅を訪ねてくれた娘から、松本国際高が、神村学園に敗れたことを聞いた(12/31 @高校サッカー選手権)

街中を運転していると、国際高校のスポーツ部の諸君をよく見かけるから、
そうかぁ、残念、と自然に気持ちも入る。

さて。

かつて、ユニフォームは、生地の(和服から着想されるような)柄ではなく、シンプルな色と、せいぜいストライプ程度で良しとすべき、と書いた。

僕のそんな主張に見合うようなゲームがあったので、ハイライト動画で紹介しておきたい。

2023年12月28日、プレミアリーグ第19節のエバートンFC vs マンチェスターシティFCが、それ。

エバートンのホーム用、マンCのアウェイ用。

ともにシンプル、かつ、観た眼に鮮烈であって、こういうのを僕は好む。

……と言って、ゲームが進行するうちに、

もしも、山雅が、ボールを保持しながら、

それも、俊敏な前線プレイヤーで組み立てて行く攻撃サッカーをしたいのなら、

マンチェスターシティのやってることは、やはりベンチマークのひとつだな、と見入ってしまった。

この日は、(怪物FW) ハーランドを、怪我で欠く布陣。

デブライネも不在。

したがって、比較的、小粒なプレイヤーで構成された前線。

それが、ボールを握って相手ゴールに迫る時、どんなふうにして守備網を、かい潜り、崩すのか?

端から、彼我の技量の高低を言い訳にしてはダメであって、

ペナルティーエリアには必ず、4~5人が入っていくお約束、

サイドチャンジを活かすための、せり上がり、位置取り、

混雑したゴール前に、たたみかけるように、後方から入ってくる人選、

そういったすべては、約束事と規律の徹底でしょうから、

各自の自由な発想に委ねる部分と、合理的な理屈に基づく、こうやるべしの部分

それが、ハッキリ、キッチリと落とし込まれることを期待します。

では。

真ん真ん中のPKシュート。 (霧の野津田にて)

宮阪 政樹に続いて、船山 貴之,、現役引退のニュースが、入ってきた。

となると、いつの日、誰が、船山チャントを継承するんだろう?、と楽しみにしつつ、

あぁ、船山ならば、

2012年4月27日、2部リーグ第10節対ゼルビア戦が、やはり筆頭にくる。

(当時も、おそらく同じ内容でブログを記していたんじゃあなかったか)

このゲーム、僕は、霧の山上、野津田スタジアムになかなか行きつけず、多摩センターに車を置いて向かい、後半からの観戦となった。

〈同期生対決〉で力みが入ったのか、あわせてイエローカード10枚が提示される、白熱のゲーム様相。

決勝ゴールは、

船山が、みづからが相手ゴールキーパー修行に倒されて獲たPKキックを決めたもの。

彼のJ初ゴールだったが、ゴールマウス真ん中を狙って撃った(=決めた)着想に、船山のプレイスタイルが表現されていた、と思う。

後で、スカパーで観返したら、解説の野々村 芳和氏が、

― (PKの際) ここで真ん中を狙える度量があるかどうか?、と予言していた。

そこで決めた船山、同じことをやって外した小松 蓮、その差を埋めるのが、小松のこれからの仕事でしょうね。

あのまま、背番号#10として、2015季も山雅でやっていたら……、

と未練がましく感ずるのも、また、彼に関する淡い想い出です。

では。

清潔な演技……。

最近は、僕よりも家人が、おおく映画を観ている(はず)。

先日も、小津 安二郎『秋刀魚の味』(1962年)を、BSでご覧になっていて、

僕は、居間を往来しながらの、チラ見。

― ね。小津の場合。
カメラは、腰から下の位置に固定。
役者は左右、前後を行き来して、画面に入ってくるわけ、とかチャチャを入れながら。

ヴェンダースは、映画『ベルリン天使の詩』(1987年) の冒頭で、小津愛を吐露してるが、

事件らしい出来事も起らない筋、その中で、役者を動かす小津の創作に、天使級の〈眼〉をみたのだ。

― やっぱり、似ているわ。

と出演している佐田 啓二をみて、家人が、その息子(やはり俳優) のことを言うから、

― でも、男前では、父親に軍配だろう、と僕。

続けて、

― 笠 智衆という役者は、こういう作品を観なくっちゃ、その良さがわからないよね、と言うと、

― 清潔な演技、といったらいいのかなぁ。

家人の映画眼も、なかなか肥えてきた、というべきだろう。

(ちなみに、僕の場合、この作品では、中村 伸郎の演技に感心しました)

では。