松本山雅オリンピア、はどうか? 

― なんと言ったらいいのか……。

職場の方々からは、残念と、声をかけてもらっている。

こういった関心の多さが、山雅の真の〈強み〉なんだろうな、とつくづく感じます。(PO決勝、当地で地上波で放映されたんですね)

公式サイト上では、

感傷に浸るムダも許されないかのように、契約満了が出始め、チームは、既に来季編成に着手した。

今後。

誰が指揮を執るのか、どんなメンツを揃えるのかは、クラブの専決事項。

だからこそ、オフシーズンの楽しみのひとつとして、ファン&サポーターが、なんだかんだ言ってみるだけのお話で。

携帯にショートメールが入ったので見たら、

契約満了、藤谷君、残念!!、と家内から。

気持ちはわかるが、勤務中に、いいのかいな?

ここしばらくは、そんなふうに過ぎるのか……。

石の上にも三年、はあながち軽んずることではなくて、

(よほど誤った方向性でない限り) 執着してやり続けないから、成功/成果がみられない、というのは真理だろう。

実際、山雅の過去10年余年を振り返っても、3年ごとにひとつの成果を成し遂げた。

つまりは、4年に一度づつ、新しい地平をみてきた。

だから、チーム名を、松本山雅オリンピアに変えたらいかが?、は戯言なんだが、

2020~2022年の3年間。

この時季、山雅に貢献してくれた方々を責めてはいないが、

やはり、フィールドマネジメントに狂いが生じ、その流れがおかしくなったのは否めず、

2023季から新しい指揮官を据え、

新たなチーム像を刻みはじめて、今年で、2年目。

ラスト富山戦を含め、シーズン終盤の好成績(5勝2分)と、ピッチのプレイヤーらを診ると、

チームは、かなり、技量と連携に高まりをみせていることはたしか。

たとえば、得点が、偶然(奇跡的に)決まってしまった、というゴールでなくて、準備に裏打ちされた必然を感じるものになった。

(もちろん、山雅内部の諸事情など承知しない前提ですが)

上手く、巧くのサッカー追求は、いまだ道半ばであって、

この基盤を、すべてご破算にするほど、山雅の指導者らが愚かでないことを望みます。

では。

語られるにふさわしいチームになった(昇格PO決勝の感想)

後半アディショナルタイム、あと 3分を耐えられずに失点。

2 – 2 のドロー。

昇格はならず……。

僕は、日頃、○○劇場と形容するようなゲームは要らない、と思っていて、

ゲームに劇場を持ち出しす御方は、こういうゲームをも劇場と呼ぶべきでしょうね。

攻め込まれた流れをいかに〈巧く〉ひっくり返すのかという、突き詰めが甘かった課題は見逃してくれず、

また。

38回やったリーグ戦の順位、という事実が、最後に効いた。

でも、しかし!!

今シーズンの決算みたいなゲームを現地観戦していて、

眼の前の山雅は、確実に、〈語られるべき〉チームとして、

歴史のページに足跡を残した、と実感しています。

各個の技量は、かなりの上達を魅せていて、

このまま、ここから次を始められればいちばん良いが、

それも叶わないにせよ、

クラブとチームには、あと9週間もすればスタートする来季へと突き進んでもらいたい。

……そんなことを、

ゲーム後ピッチに並んでの挨拶もせずに、真っ先にゴール裏に向かう菊井 悠介をみながら思っていました。

とにかくは。

山雅界隈のすべての皆様、まづは、今季、お疲れさまでした。

では。

ただ感謝。

公式サイトを定期的に見る生活なので、

不適切発言うんぬんの記事も、目に入ってくる。

愚行をおこなった者が、たまたま山雅ファン&サポーターか、観戦者だったらしい。

愚かなことをしまくるのが人間の常だから、

それに対し、どこまでクラブが責を負うのか、あるいは是正を求めるのかには、べき論などはない

事が起こった時、

サッカー観戦の際は、周囲に不快を与える行為は慎んでくれ、くらいは(興行主として)言っておくか、おかないか?、クラブが判断すればそれで良し。

いちばん嫌なのは、こういう行為に対し、

やれ、人として~とか、だから山雅サポーター~は、とか、あたかも正義漢ぶって責めの声をあげる者たちだ。

世の中、愚行そのものよりも、それを糾弾する声によって千倍も煩わしく、不快になる。

たとえば。

クルマから道路に灰皿の中身を棄てるドライヴァーに向かって、

大声でその悪を指摘する子を、「シッ」と抑えるような親御であるならば、

ダブルスタンダードの正義で他人を責めるのは、それこそ偽善だろう。

愚行とは、その瞬間にこれを糺さないと、永遠にその機会が失われる。

……と、そんな記事を横目で見て思いながらも、

いまは。

ただ、チーム山雅に感謝するのみ。

では、富山にて。

むしろ寡黙でありたい,今は (PO決勝プレビュウのようなもの)

(画像版権所有及び使用許諾:オフィス ウエストウッド)

結局は。

思ったとおり、有料駐車場は確保できなかった。

けれど、ビジター席(メイン)は抑えることができたので、御の字なんです。

あとは。

コンビニ店頭で発券するのと、無料シャトルバスが発着する臨時駐車場を利用できるように当地を出発するだけ……。

週末はどうやら、スタジアムは、雨(または雪)らしい。

日本海側特有の、晴天の日が稀な、鬱々としたシーズンに突入したのだから、致し方なし。

泣く児と、天候には勝てないが、山雅の勝ちを観に行く、ただそれだけ

いろいろ言ったところで、ゲーム戦略と戦術は、チームに落とし込まれるだろうから、

くれぐれも、悔いのないゲームであってもらいたいと望む。

リーグ戦、アウェイ(2024.8.24)では負け(0 – 3)。

それだけに。

冬仕様に身を変えた雷鳥を胸に、戦士らが、

その日以来、個とチームが、どれだけ進化/深化したのか?を、証明できる絶好の機会ではありませんか。

では。