開始 3分で逃す勝ち。(2025.10.15金沢戦レビュウ 印象論)

いまや。

観ている側に、公理として定着した〈先制されたら勝てない〉のおかげで、

のこりの 87分で、すくなくとも同点に、

といった態度でつきあってしまった。

けれど。

なんの変哲もないクロスならば、蹴り返してクリアだと思うんだが、触れずに後逸はないわ。

金沢のシュート精度の貧相にも助けられて、

0 – 1 の、僅少スコアでの敗戦。

相手のシュートがマトモに枠に来てたら、あと、2点くらいは献上していたと思う。

ま、チームとして、先制されることの〈重み〉を理解していないようだし、

あくせく行ったり来たりでサッカーはしてるけれど、

なんとも、ドラマに乏しいゲームでしたね。

では。

間違いを起こすしかない (金沢戦プレビュウ)

あれからひと月も経たずして、

また、同じようなプレビュウを書くのかよ、とウンザリしている。

すべての攻撃的スタッツと、ほとんどの守備データでもって、

ツエ―ゲンは、山雅をかなり上回っているという、悲観的な事実。(❶)

加え。

個人技をベースに、ボールの持ち処と出し処、それに受け手が、

ほぼ定番的(=予想可)な攻撃を仕掛ける。(❷)

金沢に特徴的な、ふたつの事実(❶と❷) からすると、

こちらの勝機は、

ツエ―ゲンの攻守に、なんらかの〈間違い〉〈手違い〉をもたらすこと以外には無い。

実は。

ついさっき、今夜と知った 日本vsブラジルの代表戦。

日本は、5バックを保持しての我慢(=守備的に)から、一矢報いる流儀でやるんだろうけれど、
(果たして、そこから、学ぶことがあるのかは疑問)

ま、そういう卑屈は、ナショナルチームに任せておくとして、

 

山雅は現況、相手よりもパッとしない出来だけれども、

あくまで、攻撃的なチャレンジャーとしてのサッカーを貫くべきで、

そういった準備がなされているはず、と思うしかないが、

相手に混乱を与えるには、相手の得意な部分で一撃を加えることがてきめんであって

だとしたら、セットプレイと、クロス投入。

このふたつの局面を作って、押しまくれ。

勝ち点3しか要らない、とするならば、尚更だろう。

☝:ツエ―ゲン全得点の半分は、セットプレイから(25%)と、クロスから(25%)。

では。

Our Home……② (転んでもタダでは起きるな)

昨日(13日)、職場で。

ソネさんが寄って来て、

― 今シーズンは、100%ダメですかね?、と訊くから、

― 1%の可能性だけど、それを追い求めるさ、と応えたんだが、

ソネさんが言ってるのは、アルウィン使用可の確率のこと。

― そうだな。いちばん現実的なのが、南北ゴール裏席だけ開放、
メインとバックは、無観客でおこなうやり方でしょうね。
シート種の振り分けなど、いろいろと調整がむづかしいけれどね。

― 次は、甲府に頼み込むこと。
ヴァンフォーレとの日程バッティングを避けるとなると、週中のナイトゲームも仕方ないか……。

― さらにさらに。
(これはほとんど僕の妄想なんだけれどね)

Jリーグに泣きつく格好で、
国立競技場でやらせてもらう、ってのは?
こっちからだと、(車では)首都高の外苑で降りれば、なにかと便利。

首都圏住の、暇なサッカーマニアならば、

3部のリーグ戦を、ナショナルスタジアムで催行するといった、

〈挑戦的なくわだて〉を面白がって観に来てくれるかもよ。

そうしたら、そこそこ観客動員も見込めたりして。

すべての歴史的な業績は、はじめは、荒唐無稽と冷笑される。

こころざしは、いつだって高く持ちたい。

では。

見せないものを 見たくなる。

週末のゲームが飛んでしまった山雅ロスの心情を、

すこしでも埋めようとして、

昨11日の練習風景を、SNS上で、

しかも、 10数分も公開してくださるとは、広報ご担当者のお仕事には、感謝申し上げたい。

観た限りでは、

ベーシックな身体づくりや、

コンパクトなスペースにおける、トランジッション(攻守切替え)の反復だから、

原理、原則の作り込み。

本当に重要だと思う。

……とまぁ、御礼を言っておきながら、

ゲームでは、同ポジションに、せいぜい2枚を選抜して配置するのだから、

誰と誰との、具体的な攻守におけるオペレーション、戦法を、

僕らの目の届かないところでは、必ずや創り込んでいて、

それが今度のゲームでは、表現されるに違いない、と思うことにいたしましょう。

では。

Our Home……。

 

週末が近づいたからだろう。・

今朝(金曜日)出社したら、複数の方々から、

アルウィン使用停止の件について、話しかけられた。

こういう健全な関心を寄せていただけることは、まっこと有り難いこと。

― うーん。施設管理者(長野県)にしてみれば、屋根(架台)について、まづは、スタジアムのすべてを精査するのでしょうしねぇ、と僕。

― でも、ホームが使えないのは、ダメージでかいでしょ。

― (移動と観客収入にとっては相当マイナス)、

けれど、アウェイのほうが、チームがノビノビやれるのでは?、なんてね。
かならずしも、ホーム声援が、チームを後押ししているのか?、疑問でもありますし。

今季ここまで、アウェイ勝率は、ホームのそれの半分の 20%であるから、

アウェイ絶対的に不利、と言いたいが、これも途中経過なんで、

終わってみれば、どっちかに優位性がハッキリ出るとも思われない。
(2024季は、まるで双子のように、ホームアウェイ勝率が 40%で合致)

今季は、いま時点の全体勝率が、30%程度だから、

そもそも議論にもならないか。

『Our House』(1970年9月発表)は、

クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング (略して、CSN&Y) の楽曲。
書いたのは、グラハム ナッシュ。

どちらかと言えば、凡庸な曲だと思うけれど、

彼らが寄って創りあげると、ここまでに聴くに堪える出来となる、という見本。

 

悲観的にも、楽観的にも、どちらにもならない、なれない気分で、聴いている。

ここでは、Walk Off The Earth によるカヴァーで。

 

では。