対金沢戦は、0 – 0 のスコアレスドロー。
#11杉浦 恭平が先発でないのが意外でしたが、今年の金沢はこじんまり、といった印象。
強烈なタレントも無い中、そこそこにチームを仕上げてきたのは、やはり柳下 正明監督の手腕でありましょう。
その金沢とは個の力量にかなり差があるとは言え、ボールの動かし方の部分で磨き上げてきたな、という印象の山雅。
身体を上手く入れながらのボール奪取なんかは、やはり昨季トップリーグで戦った遺産を感じました。
おおかたのメンツにそういった動きが共有されているチームになったのが素晴らしい。
狭いエリアをワンツーで抜いていく、それがオートマティカリーにできること。
これを見せつけられたのが昨年の残像ですが、今季は、こちらが見せつける側にいないといけない。
しかも、クオリティを高めながらやり遂げること。
でないと、トップリーグに戻り、かつそこに留まれない。
セルジ―ニョをひとつの核とした攻撃には、それが期待できそうです。
久保田 和音、のプレイスタイルを初めて見ましたが、攻撃に変化を加え得る逸材だ。
服部 康平のフォワード起用、これも支持します。
90分やって、打てた枠内シュートが13本くらいか。
これを当たり前とした攻撃をやり続ければ、勝ち点80点台は見えてくる、そんなゲームでありました。
では。