クオリティの残像を越えて (2020.6.27ツエ―ゲン戦レビュウ)


対金沢戦は、0 – 0 のスコアレスドロー。

#11杉浦 恭平が先発でないのが意外でしたが、今年の金沢はこじんまり、といった印象。
強烈なタレントも無い中、そこそこにチームを仕上げてきたのは、やはり柳下 正明監督の手腕でありましょう。

その金沢とは個の力量にかなり差があるとは言え、ボールの動かし方の部分で磨き上げてきたな、という印象の山雅。

身体を上手く入れながらのボール奪取なんかは、やはり昨季トップリーグで戦った遺産を感じました。
おおかたのメンツにそういった動きが共有されているチームになったのが素晴らしい。

狭いエリアをワンツーで抜いていく、それがオートマティカリーにできること。

これを見せつけられたのが昨年の残像ですが、今季は、こちらが見せつける側にいないといけない。
しかも、クオリティを高めながらやり遂げること。
でないと、トップリーグに戻り、かつそこに留まれない。
セルジ―ニョをひとつの核とした攻撃には、それが期待できそうです。

久保田 和音、のプレイスタイルを初めて見ましたが、攻撃に変化を加え得る逸材だ。

服部 康平のフォワード起用、これも支持します。

90分やって、打てた枠内シュートが13本くらいか。

これを当たり前とした攻撃をやり続ければ、勝ち点80点台は見えてくる、そんなゲームでありました。

では。

 

 

 

サイドの攻防が 鍵。 (ツエ―ゲン戦プレビュウ)


勝利の果実を味わえるのは、両者のいづれ?

【ツエ―ゲンの現在?
❶垣田、小松 蓮が去った最前線をどういうメンツで来るのか?

❷サイドから中へ、という強みの部分、特に、加藤 大樹(山形へ移籍)の抜けたポジションをどうカヴァー?

❸下川 陽太は不在 (山雅とのレンタル契約上)。
すると、サイドバックとボランチはどうなる?

❹J2屈指のGK白井 裕人。
彼の牙城を崩すには、シュートは、緩く逃げていく弾道でこそ打て。

【ゲームの力点】
❶システム4-4-2 同士の衝突。
手堅いはずの陣形、に穴を開けるための戦略で上まわれ。

❷サイド(外)から中へ、が攻撃の起点、または、仕上げ前の大仕事だろう。
つまりは、ビッグスイッチ(大胆なサイドチェンジ)か、裏のスペースを狙うスルーパス。
先手を取るには、相手DFを置き去りにするようなスピードが、鍵だ。
そのために、左右サイドバックが常に高い位置を取り、相手の同ポジションを圧迫する。
キーパーソンはゆえに、サイドバックだ。

❸相手ディフェンスをはがすには、実態的には、4-2-3-1で行きましょう。
とにかく攻撃的に。
ワントップは阪野。
2列目に左から、杉本、セルジ―ニョ、鈴木で、どこからでも撃つ。

4箇月も前の記憶(対愛媛戦)に頼ったプレビュウは、こんなです。

では。

 

自分の前で ラッパを吹くな。



善行は、他人に見せるようにしてはならない
、という教え。

聖書(マタイ伝第6章)にある。

収益と、ファン&サポーター心理の高揚のために、クラブはさまざまな取り組みをしている。

企業としてのチャレンジは、おおいに支持したい。

ファン&サポーターは、我がこころと財布に相談しながら参画したりすれば良い。

今季シーズンパスの扱いにしても、それぞれが判断して行動するだろう。

ただ、それだけのことなんだが、どうか、他人に同調を求めたり、〈べき論〉がゾロゾロと登場してこないことを切に望む。

かりがねに練習を観に行く(あぁ、懐かしい!)と、まるで自分がプレイヤーのパトロンのような口ぶりで話し続けるご婦人が居たりする。

選手をインティメートに思うのは結構だが、当方はのんびりひっそり時間を過ごしたいのに、まるで騒音だ。

こういうのも含めて、うるさいラッパは一切お断わり。

満足と誇りは、胸に秘めておくから価値が有る。

では。

〈コメント〉
☞つーさんより  (6/24 17:10)
ラッパを吹かずにいられない。
サッカーから話題が離れて恐縮です。
若い頃良く映画館に足を運んだが、その帰り連れと喫茶店など入り感想を述べあうなんて事が良くあった。
しかし、私はこれが大変苦手。
本当の感動は言葉にならない。言葉にしようとすると、陳腐な言葉しか浮かばず、その真意を上手く伝える事が出来ない。なんとも歯痒い限りだ。
映画の始まる前から、その映画の蘊蓄など語られるのも閉口する。
深く椅子に沈み込み、静かにその感動を心に刻み付ける。
それが映画の醍醐味かと…。
ところで、私もラッパをふく時がある。「ゴミ捨ててきたよ」「お風呂洗っておいたよ」等々、ところが相手は「あ、そう」の一言。まさに「ラッパ吹けど、奥さん踊らず」です。
では、また。

☞萬年より  (6/24 18:15)
映画評は、我がこころに刻むもの。
思うに、暗闇の仁義は、次のふたつあたりでしょうか。
❶上映前、上映中はウンチクを語らない。
前に座るふたり連れ。男のほうがやたらと女性に映画、役者についてご高説を告げる。後ろから座席の背を蹴り上げてやりたくなります。
❷座席には、姿勢悪くどっぷりと沈み込む。
後方の観覧者の視界を妨げない配慮なり。
背筋をキリッと伸ばしているド素人様には、やんわりとご指導したくなる。ただし、最近は劇場の勾配がカイゼンされていて、グッド。

新宿のオールナイトではカストロジャンパーのオッサンが、舞台に上がり寝てしまう。それはそれでよかった、古き良き時代のお話です。
では。

 

 

 

いよいよ実戦回帰。(J2リーグ戦日程決まる)


6/15、再開版のゲーム日程が山雅公式上にリリースされた。

❶12/20までに、残り41ゲームをやり切る覚悟。
日程を眺め、そのシビアさを今ぞ思い知る。
できれば、全部を消化したいもんだ。

❷平均すると、4.2日毎にゲームが来る。
本来ならば、6.2日に一度だったのだから、J2は、ホント苛酷。

❸水曜開催が、15ゲーム。
これらは、季節に関係なく、ナイトゲーム。
反対に、デイゲームは、最大で16試合。
となると、(夏季を含め)ナイトゲームは、計26で全体の 63%。

さて、2節(アウェイ金沢)、3節(ホーム甲府)は、無観客。
まぁ、これはもうどうでもよい。

それ以降に、智恵と工夫が試されるのだ。

アルウィンは収容率でいくのか、観客数上限でいくのか?
待機列、シャトルバス運用、入場時の体調把握、感染予防処置、席種変更、応援スタイル、等々。
さらに、アウェイ参戦可否。

クラブが鋭意取り組み、追って沙汰があるはず。
その際、最大限の協力/共闘を惜しまず行動しよう。

それが、チームを〈勝たせる〉ことに通じるのだ、同志諸氏よ。

では。

 

 

リニューアルのポンチョは 良き。

2012シーズンからずっとお世話になっている現在のポンチョ。

首元、裾あたりが裂けたので、ビニールテープで補修して使っていたが、この機会に更新しようかと、石芝へと出かけていった。

―写真だけでは不安だったけど、丈もキチンと長くて十分。材質(ポリエステル繊維)が柔らかくて着やすい。 (試着した家人評)

……、ということで購入を決めた。

萬年的には、デイバックを背負った上から着用できるゆったりめはありがたい。

畳めば、けっこう、コンパクトである。

本体の胸と、収納バッグに配されたエンブレム。

たとえば単色のシルヴァー、でもよいんだが、律儀にフルカラーとは。
こういうところ、おおいに振る舞ってますな。

で、あとは、今季これを着る機会がどれほどなんだろうか、などと心配しているのであります。

では。

〈コメント〉
☞つーさん より (6/16 17:06)
滑り続けた話。
昔、得意先の女性店員さんと2人で、ガーラ湯沢に新幹線でスキーに行く事になった。生憎、現地は小雨模様。そこで雨よけに、当時スキー場で流行っていたピンク色のポンチョを買ってあげた。20才も年下の彼女には大変似合って可愛らしかった。私もポンチョを着てペアールック、スキーは大変楽しく過ごせたのだが、調子に乗りすぎたおじさん、帰りの新幹線の中がまずかった。ついビールを飲み過ぎ、かなりの絡み酒、口説き酒になってしまった。そう、新幹線の中で、スベってしまったのである。ただの「うざいおやじ」に成り下がってしまった。それ以来、勿論口も聞いてくれなかったのを覚えている。
ポンチョと言うと、そのことを思い出す。その後、スキー場でポンチョを見る事は無くなった。そして、私は今でも寡黙に、真剣にスキーに取り組んでいる。
では、また。

☞萬年より (6/16 17:50)
赤いヤッケ、ではなくて、ピンクのポンチョ、ですか。
いっそのこと、スベッたことも忘れるほどの酩酊であれば良かったですね。