スロースターターには致命的 (来季スケジュールを読む)

契約満了/更新、(移籍/学卒) 加入のリリースが続く。

面談をセットして、契約書に署名した者から順次発表なのかも知れないが、
手堅く外堀から埋めていって、最後に核心、そして全貌を、って流れか。

パウロ加入となれば、ボランチ陣にはかなり出入りがありそうだなぁ。

とか、背番号#10を、覚悟して背負うのは誰?、とか気になりますな。

おっと、わすれちゃあいけない、オブリガード!!!、セルジ―ニョ。

さて。

12/21、Jリーグは、来季スケジュール (ゲーム評価、日程など) の概要をリリースした。

❶カタールワールドカップの開幕は、11月21日。
J1☞ 11/5、J2☞ 10/23、J3☞ 11/20 と、大会とかぶらないような配慮か、終戦がかなり繰り上がった日程。

J2は、昇格プレイオフがあるので、10月中にリーグ終了。

まぁ、3部の安逸として、ワールドカップ前日までゲームを楽しむことができる、と前向きにとらえよう。

❷J3全34節の日程は、あとひと月後に発表されるけれど、予定では、3/12が開幕。

開幕はアウェイ讃岐、ホーム開幕は、第3節の鹿児島。

寒冷地松本は、アウェイ、アウェイで始まるようにプログラミングされているらしい。

すると、第2節は、YS横浜 or 富山、あるいは、藤枝 ?

❸リーグの中断は、6~7節、9~10節、19~20節の合間、それぞれ 2週間が空く。

それくらいでは、まともなミニキャンプもはれないだろうから、
要は、新体制お披露目(1/10)からの60日間で、きちんとリーグを通して戦えるフィジカル、スタイル基盤、リーダーシップを作り込まないといけません。

例年のスロースターターぶりを発揮していたのでは、取り返しのつかないことだけは、確か。

ところで、エンペラーズカップにおける、決勝 = 元旦、という等式の捨て去り。

これ、Jクラブの新シーズン日程のやりくり、国際大会(ワールドカップ、ACL)との調整、放送権におけるDAZNの躍進等、もろもろの事情によるだろう。

個人的には、リーグで上質のゲームが展開されるために、が最優先事項であってもらいたい。

その決勝(12/19)。

たまたま点けっぱなしのTV画面を、たった数分横目で観た(来客中)。

トップリーグのチーム同士(浦和と大分) の対戦。

基本技術、ボール扱い、視野、どれをとっても巧みで気の効いたプレイをする。

トリニータは、2年間J1でやっていたから、そのサッカーにトップリーグへの習熟、慣れを感じさせた。

それはそれでいいが、でも、なんか物足りないんですよね。

あのリーグ独特な間合い、胸の合わせ方、そこまではやらせる余裕、と言おうか。

相手からしたら、予測している間のない、段取りをすっとばしたような瞬時の切り裂き、それを熱望します、今は。

つまり、ゲームひとつひとつにあっても、スロースターターであってはいけない。

なぜか?

山雅の場合、たしかに数年前に比べれば、パススピードは上がってはいる。
けれど、意表の衝き方にとぼしくて、ルーティン的。

そうなると既に相手守備陣網が整ってしまう。

それに、タッチラインに逃げてオシマイ、といった守備意識が根強い。
セーフティなんだが、時間進行に変化を創れない。

もっとクレヴァーさで味付けしないと、たとえ相手が3部チームであっても、こちらの術中には引きずり込めないでしょう。

では。

投資話で釣ってみる (ユニフォーム 後日譚)

お昼休み、隣のテーブルのヴァン氏に向かい、

― あのう、かなり有望な投資がありましてね……。

― またまた。今の世に盛んな、詐欺に近いような話なんでしょう?

― いやいや、最近山雅の来季ユニフォームが発表、発売になったんですよ。
これには(写真にはありませんが)、袖に、J3のロゴが入るので、後世、レアものとしてプレミア価格がつくこと、ほぼ間違いなし。

― どれどれ、とヴァン氏は早速、スマフォで公式ページを開いてご覧になると、

― まったく代わり映えしないじゃん、今持っているのとどこが違うのよ。大胆さのカケラもないし……。

― ユニフォームなんてそんなものです。
だいたい、アディダス社が繊細な色調をデザインするはずもなく、これこそ、まさに、イングリッシュテイスト!
アウェイなんか、もっとシンプルでござんすよ。

―  なによ。変哲もなにもないじゃん。

(料理でいうと、調理性がまったく無いって、ことか)

……、とまぁ、元アパレル業界で暮らしていた御方からは、散々な評価なんでありますが、

約2万円弱の投資案件、すこしでも我がクラブの収入増になればと、しばらくは吹聴を続けようか?、と思っている次第。

でも、つくづく見れば、J3ロゴは、まったく創造性に欠けるデザインですな。

なんとかならないものか知らん?

では。

自分を人質にとるな。

職場のヤナちゃんが、
― 今回のサポーターミーティング、けっこうキツイ発言ありましたよ、

と教えてくれた。

会社の経営層は、降格を招いたんだから、引責辞任するのが当たり前だろう、という趣旨を、激烈に語ったんだとか。

次から次へと、トップ昇格を狙う者に事欠かない企業ならば、それも良し。

また、トップ交代が、事態収拾にとって有効であるならば、それもあり。

果たして、そういう一切合財を含んでみてのご意見なんでしょうか?

後先を省いて、とにかく辞めろ、ってのはどうも浅慮、としか言いようがない。

けれど、自分の会社でもない組織に対して、そういう口を叩けるのは、地域を基盤とするサッカークラブの開放度の証拠なのかも知れない。

地域の器のひとつであるから、部外から辞めろ、と我が物顔に言えてしまうような錯覚は必要か。

ワン ソウルの、別の顔として。

ただしだ、勢いあまって、連中が首脳である限りは、自分はサポートしないぞ、ファミリー山雅からは去るぞ、と言い出すとしたら、チョッとね、と思う。

こういうのは、あいつが上司ならば、誰が熱心にやるもんか、といった根性と変わらなくて、みづからをどちら様と思っているのか?、自分を人質に取ったようなところが、滑稽だ。

何に対してかは知らないが、自分が盾(たて) となり得る、と思い込んでいる点で。

では。

平凡なる非凡、シンプルで良き (2022季ユニフォーム)

ユニフォームは、毎季、どこが変わったのさ?、くらいで変遷するのが良い、と思っている。

なので、リリースされた来季デザインは、まぁまぁ、僕の審美基準には入った。

ドット(の大小) を使ってグラデーションっぽさを演出した濃緑の生地。

これ、遠目では、グリーンの濃淡もあまり目にうるさくはないだろう。

背中も前面と同じように、濃淡を入れてよかったのではないか、とも感じるが、シンプルで気に入った、というか、気障りでない。

中でも、ファーストとセカンドで、それぞれパンツが、白と黒なのが、古典的な雰囲気を醸す。

差し色にも凝らず、使う色も少ない。

けれど、この邪心のなさによって、案外、歴代トップクラスの出来かも、としておきましょうか。

家人は購入の意思がないように言うが、袖にJ3ロゴが入ることで、後世、稀少価値が出るやも知れません。

唯一の不満は、いつになったら、ポロシャツに準じた襟仕様に挑戦してくれるのか?、ということ。

立ち襟にもできることで、精悍な雰囲気が完成されるし、かつ、シーズンパスのストラップが肌にあたる不快感もなくなって、おおいに助かるんですがね。

では。

プライドはどこへいった? (シーズンパス継続)

……そうか、小手川 宏基、契約満了かぁ。

今季は、20試合に出場。

気の効いた位置取り、ボールの繋ぎなんかには光るものがあって、気に入っていたんだけどなぁ。

次のステージでの活躍を、心から祈ります、ありがとう。

 

今週の初め。

株式会社松本山雅から、シーズンパス継続の案内が届く。

読むと、来季は、チケット価格が、ほぼ10%安くなるようだ。

ホームゲームも、いまより4つ少なくなるので、結果、シーズンパスの値段にもお買い得感が出た。

チケット代値下げについて、観せる側の思惑がどこにあるのかは承知していないけれど、観ている一個人としては、

今季の、それはみるに堪えない、見苦しいゲームを繰り返しみせてしまったことへのお詫びのしるしに違いない、と考える。

それでこそ、プロの証し。
究極はお金で表現、ってのは、あっけらかんと気持ちがいい。

プライド、と口走っているのをはた目にすると、それ実は、傲慢と見映えの別表現でしょうよ、とヒヤヒヤすることが多い。

万が一、今回の値下げ、その趣旨が、ひとつ下のリーグのゲーム観戦となるから、という理由であるならば、
おいおい、日頃のプライドはどうしたのよ、と今度は逆のツッコミを入れなければならない。

どこのリーグに参戦しても、その時の最上級なプレイを魅せるのが山雅魂であるならば、所属するリーグで入場料を変える、というのはかなり卑屈じゃあないか?

まるで、それなりのゲームしかお見せできません、というに等しい。

そんなこたあ、ファン&サポーターは期待しちゃあいない。

今からそんなじゃ、小手川の予想じゃぁないが、苦戦しますぜ。

ゆえに、あくまで値下げは、今季分のごめんなさい、だと信じてる。

では。