いまさら変節もせず,できず (いわて戦レビュウ❷)

6 – 1 という結果は、大歓迎。

ただし、このスコアにしたって、

シーズンをとおし、試行錯誤(おそらく)しながら作ってきたチームとサッカースタイルが表現された、そのひとつ、でありましょう。

そこが、いちばんの成果でした。

つまり、リーグもここまで来れば、自分の流儀を棄てることもできないわけで、

それは、グルージャ盛岡だって同じ。

観ていて、

#10オタボー ケネスを、右サイドに限局的に配置するのはなんとも惜しいのではないか?、

ペナルティエリアが視野に入っても、クロス投入を禁じ手とするチーム規律があるのかいな?、

ロングボールは、苦し紛れと、左サイドを走らせるときの限定使用なんだ、

……そんなことばかり考えてました、大きなお世話ですけどね。

パスを畳みかけて、洗練にゴールを獲りたい、そういうことでしょう。

他方、山雅は。

いわてのサッカーに比べると、

なんでもあり、を厭わず、前方向を常に意識した無骨さが前面に出た。

特に、美点は、

相手を前向きでプレイさせない出足とボールへの寄せ、でしょうか。

中盤で、これが良く機能してましたから、今節の MIPは絶対、

山本 康裕と、安永 玲央のボランチコンビでありましょう。

このプレイの集積を、〈守備〉と考えるのは間違いで、

これを、〈攻撃〉の起点とできるようになったことが、現在のチーム好調の要因のひとつ、と診ます。

あと、ひとつ。

僕は、現時点のシステムを、3 – 4 – 3、と見なしますが、

最前列 3 が、自在に左右を入れ替えていることが、相手からするとマークしにくくなって、スペースを巧く使えている。

先制点の村越の位置がそれで、

ゴールに向かい右に出て、右足で獲ったゴールは、彼の中でひとつ進歩があり、村越をキーパーソンに推した僕にとってはご満悦。

残り2ゲーム (できれば 4ゲーム)、この流儀を継続です!!

では。

〈速報〉攻め疲れずに,良くやった!!(2024.11.9いわて戦レビュウ)

事情あって、ゲーム50分過ぎからの、DAZN観戦となりました。

で、ハイライトと、前半を観返しただけの、取り急ぎで、レビュウです。

対戦相手のいわてが、どうのこうのにおかまいなく、

攻めつ疲れずに、精力的に前へ前へのサッカーをひたすら遂行

グッジョブでした。

終盤。

もうすこし強欲にやれば、2点くらいは積めた、とは思うけれど、

プレビュウで注文したとおりの、我が意を得たりのゲーム、

ということで、まづは、

チームと、遠路参戦してくださったファン&サポーターに心から感謝申し上げます。

では。

よもやま話こそ生きがい〈Wild World〉

クレ君(バルサファン、職場の)とは、サッカーの取りとめもない話が多い。

最近、レアルマドリは、クラシコで、バルセロナに(ホームで) 0 – 4 で敗戦、

ACLでは、ミランに 0 – 1 で負け。

― こうなると、指揮官の地位も安泰でなくなるよね、あれだけのクラブだと。

― 長野戦を観てはじめて、パルセイロのキャプテンがいま、三田なんだ、って知りました。

― たしか、彼、木曽の出身だよ。

―トレセンで一緒でした。
三田が一年後輩ということもあって、静かな奴で、
その後、青森山田へ行って、法政大に進んだのは知っていましたけど……。
もう、雲の上の存在ですがね。

こんな話こそ、いいんですよね。すぐ身近に在るサッカーが感じられて。

身近といえば。

山雅公式がアップロードする動画は、

数時間のうちに、何千回も再生される。

それだけ多くの、山雅に関心ある層が存在するにせよ、

こまめに情報公開を続けるクラブの姿勢があるからこその話で、

マーケティングを上手くやっている、と言えましょう。

 

〈Wild World〉は、キャット スティーヴンスの作詞作曲による。1971年発表。

新しいことをやりたいと、去っていく恋人に、

……君ねぇ、笑顔だけでは渡っていけない世の中なんだ、

君の麗しさが、ダメになってしまうことだって、あるんだぜ、

荒くて、タフなこの世界では……。

恋人への辛辣な捨て台詞を、軽いメロディに乗せたところが聴かせどころ。

今回は、モーリイ ミラーのトリオで。(インスツルメンタルです)

では。

攻め疲れるな。 (いわてグルージャ盛岡戦プレビュウ)

2023季、いわてと2戦やって、山雅は 2回屈した。

そっちのほうが印象に残っているから、

今季第4節で勝利した(1 – 0)のも、8か月も経つと忘れている。
……佐相の空振りを、安藤が押し込んでゴール、だったような。

さて、今節のアウェイ。

対戦相手の状況、心情がどうあろうと、とにかく自分の強みで勝ちにいく。

前々節、前節、なにかとイレギュラーなゲームだったから、(それに救われた部分も多いにせよ)、

いわて戦は、準備した策をまっとうすることに集中、それに尽きる。

おそらく!!、

登録メンバー、布陣(配置)は、ここ2ゲームとそうは変わらないだろう。

公式リリースされない程度の個々の好不調が背景にあるはず、とは思うが、

僕は、ゲームのキーパーソンは、村越 凱光、中村 仁郎と診ている。

ともに、アウトサイドハーフ(2列目)で、ボールをゴールマウスの中央へと運んでもらいたいポジションだから。

総体的に、ボールが落ち着けば、山雅が優勢にゲームを運ぶだろうけれど、

さりとて、絶対的な力量差はないし、優勢な側が勝つわけでもないので、

スキや、粗いプレイが、一本調子な攻撃の中に生まれたならば、

いわてが狙ってくるであろう、カウンター攻撃を見舞われることは必定。

単調、一本調子ではダメ、智恵を使え。

被カウンターだけは回避、または潰して、

執拗、粘着的により早くボールに寄せては、前へ前へ進む、その姿勢で一致せよ。

いわてに反則が多い(リーグ1位)のは、主義として荒いサッカーを許容されている(監督交代の相模原のように)からではなく、

本来、正攻法的にやりたいが、劣勢の局面におかれると、技量不足もあってたまらずファールを犯す、そんなではあるまいか。

こっちが怪我をさせられたらマヅイけれど、被ファールはきっと多かろうから、

それを、工夫したプレイスキックに活用する、そんなんでいきましょう。

飛び道具は、やはり、俺らの武器だから。

……ところで、ひとつの疑問です。

前節宮崎戦の野々村によるゴールですが、

あれの由来の定義とは、

〈セットプレイからの〉なのか?、〈クロスによる〉なのか?

はて、どこへいって調べたらいいやら?

では。

隣の芝は,青いかも。

或るエスパルスファンに、

昇格おめでとう、とメールしたら、

その返信。

―ありがとうございます、ただJ1で戦えるかは疑問。
レンタル選手が多いし。
反町氏に色々なツテを使って補強していただきたい。(原文のまま)。

なるほど、上がれば上がるで、次の心配の火種なのか。

ジュビロにしたって、

現在18位で、降格の残り2枠を回避しようと苦闘中。

鹿児島ユナイテッドは既に、1シーズン限りの2部からの転落が決まり。

愛媛が、ようやく、17位で降格を逃れた。

……他人様のことは、まぁ、都合よく視野に入れておいてだ、

山雅の人々よ、今はどんなでも、日々を楽しまないとね。

では。