サッカー批評の いいかげん。

まづは、お帰り、北の雪国から。

村越 凱旋,、また一緒に闘おう。

JFLで半年やって、3得点。

柴田さんのラインメール青森は、最終順位 4着でシーズンを終えたと記憶している。
どこかのチームと同じような戦績で、惜しくもJリーグ昇格を逃がしたわけか。

ところで。

先日、職場にやってくるドライバー氏が、

― 霜田さんは、どう?
ラジオで、〇〇さんが、ハマったら面白い、と言ってたけどね。

― あぁ、そうですか、と御愛想でお返しした。

けれど、それって。

野球実況で、ランナー2塁、1塁でバッターが立った時、凡庸な解説者氏が、

― ここで長打が出れば、2得点ですからねぇ。

と、当たり前のことを、さも意味深いかのように言うのと、まるで同じじゃん、

ご高名を存じ申し上げる御方の発言ゆえ、もちろん、口には出さず。

要は、たいした情報も得ずして、いまだフタが開かないことに乗じ、後でどうとでも言い訳できるようなコメントに過ぎないからだ。

僕のような素人と、ほぼ、同等レヴェルのことを言い散らかし、

これで、出演料をもらっているとしたら、サッカーのコメンテーターってのは、よほどお気楽な仕事に違いない。

では。

石の上にも 三年となるか?

が、今だわからない。

横山 歩夢の契約更新については。

もちろん、そうなることを望んでいるんだけれど、

ワールドカップ準決勝、アルゼンチン vs クロアチア をハイライト映像(メッシドリブル&アシスト篇をここからどうぞ)で観て、つくづく思ったこととは、

歩夢には、やはり、リオネル メッシのようなプレイを究めてもらいたい、ということ。

― あの、リズミカルで小刻みなドリブル、まるでメッシみたい!、

と、横で観戦する家人には、呟いていた手前もあって。

シュートまで持っていこうとする執着心、加えて、ボールの芯を叩く(=蹴る) 技術(by チノ氏評) は、今後も追求してもらうとして、

他者を使う余裕、ピッチ全体を見渡す視野、そんなものを増し加えたら、さらなるゴール量産への道がひらけるんじゃあないか?、と思う。

思い切って、横山ありきの戦術への固執を振りほどいたところに、彼自身のグレードアップが拓かれるといいんだが。

ま、すべては、彼が、プロ3年目山雅で過ごすことが大前提ではありますけれど。

では。

今だから 好き勝手な妄想を吐く ❶

チーム編成は、(程度の差こそあれ) やはり、指揮官が絡まなければなぁ。

となれば、ただでさえ、3部所属のチームというハンディキャップに加えて、
監督交代によるラグもあったから、進展が芳しくなくて当たり前か。

ただ、今年はワールドカップ開催の余波で、リーグ戦の終了がいつもより早かったので、その分、時間を持て余しているのかも。

上位リーグの移籍情報をザッと見ても、目を惹くような出入りが、あまりない。
どこも同じような進捗かも知れない。

それでも、山雅、契約更新の報が日々積まれているので、、テーブルを挟んでサインをもらう仕事は進んでいるようだ。

で、こっちはこっちで、メンツ揃えに関する妄想を玩んでいる。

責任無き者の、今だけのひそかな愉しみ、ってやつです。

長年の乏しい攻撃力を挽回するため ☞  齋藤 学(無所属)、佐々木 匠(愛媛) (前にも書いた) の獲得。
但し、横山 歩夢の去就との絡みはあるだろう。

❷攻撃的な守備を整備するため ☞  犬飼 智也 (浦和) の獲得。
現在、長期負傷。
なんだったら、背番号から1 を取って、将来 #3を背負ってもらってもいい。

チームの要、という象徴を、背番号#10で表現することは重要。

ここが、どうなるの?

3部だったから、と言えばそれまでなんだが、新卒、準新卒の彼等が、レギュラーに定着しつつ戦えたのは、前指揮官の残した大きな財産だった。

その流れを断ち切ることなく、それらを束ねるピッチ上のリーダーを、現有あるいは新メンツの、誰に託すのか?

そこに、こだわりたい。

追記➩今戦っているアルゼンチンとクロアチアにしたって、それぞれの背番号#10の下に結束していて、わかりやすいではないか!!

では。

アクセルとブレーキを同時に踏むな。

ドライヴィングの、〈ヒール,アンド,トウ〉のことではありません。

(註:カーヴ進入時など、減速と加速を機敏におこなうために、右足のつま先でブレーキペダルを、踵部でアクセレレーターを、ほぼ同時に踏むテクニック)

そのひとつ。

COVID-19 に関して、今の日本でおこなわれていること。

海外からの旅行者(インバウンド)の流れをほとんどフリーにしたり、国内旅行を煽っておきながら、
他方では、感染力の程度を無視したような検査結果(陽陰性)一辺倒で、家族単位を社会的に隔離して、長く家に押し込んでおくやり方を続ける。

もしも症状があったところで、せいぜい、カロナール(解熱/消炎鎮痛剤)を処方するばかりで、風邪に対してやる手当てと、なんら変わりなし。

アクセルとブレーキを同時に踏むような愚行。

こういうことを、なし崩し的に、かつ、マットウな議論から逃避しながらやる、そして、民は大人しくそれに従う。―この国の性格といってしまえば、それまでなんだが。

カタールのスタジアム観衆の応援風景を観ていて、つくづく感じました。

ふたつめ。

フタを開けてみないとわからいないけれど、新監督(山雅の)によるサッカースタイルがどのようなものであっても、彼の指向するものへとアクセルが踏まれながら、

他方、〈山雅流〉といった、正体が規定され得ないものを求める声によるブレーキがかかる。

― そんな事態を懸念しつつも、そうはならないことを祈る。

託したら、信頼して任せる ― 果たして、それができるか。

山雅自身と、それを取り巻く人々が。

では。

最大の遺恨は,これ (対クロアチア戦) その❸

このゲーム、敗戦で失った、最大のたまもの。

それは、現時点で (おそらくは) 世界最高峰のサッカー、つまりは、ブラジル代表と交戦するチャンス、これを逃したことに違いない。

最近は若干、日本に分が悪いとは言え、この国とほぼ同等の力量の、南鮮代表。

そこを相手に、前半で 4得点してしまう

すると、後半は (観てもいないけれど) かなりアクセルを緩めて、
次戦のためにエネルギーを温存してたんであろう、その剛性と洗練。

勝ち進めば、ほとんど本気のブラジルと、しかも、大檜舞台で当れたのに、なんということよ。

……と、まぁ、こんなもの、どうしようもない愚痴、ですがね。

では。