そろそろ始めよう、26/27シーズン❶(変容の度合)

御殿場でのキャンプが終了、トレーニングマッチもふたつこなし、

クラブ公式サイトでは、

プレシーズンマッチ甲府戦(7/25)までのカウントダウンが始まっている。

このゲームを、僕は、

石さんによる、チーム作り込みにおける第一次回答、と診ている。

志向するサッカースタイルは、先季と不変。

これは、決してブレないだろう。

が、採用システムと、そこへのタレントの当て込みについては、

いろいろ詮索するには、こっちの材料が乏し過ぎるし、

メディアや記者の鑑定を、鵜呑みにもできない。

ま、ヴァンフォーレ戦を眼前にしてはじめて、悟るってことか。

……さて、今回は。

3部リーグ20チームを見渡して、現時点(7/10)の、今季突入前〈出入り〉を俯瞰する。(ただし、移籍の窓は、9/16まで開いている)

まづは、我が山雅。

9人がチームを去り、10人が新たに加わった。

出入りの半分くらいは、想定外の流失に対して、急遽、手当したもの。

あとの半分は、あらかじめ今季に備えていたもの……そんなところか。

所帯には余裕があるから、今後、更なる加入は、必須だろう。

しかし、動機はともかくとして、新加入の顔ぶれはけっこういいじゃあない?

特に、田口 哲也とか佐藤 亮とかを、獲ったのは大したもんだと、思います。
(深澤につづいて、ここまでやると、愛媛さんの恨みを買いそう。)

つぎに、20チームを、加入数順で、並べる。
(加入と流出は、例外もあるが、おおざっぱに同数とみなす)

つまり、その❶は、26/27季に向けての、チーム変動の多少を知る。

加入10人 ☞ 栃木、山口

9人 ☞ 松本、FC大阪、奈良、鹿児島、琉球

8人 ☞ 讃岐

7人 ☞ 群馬

6人 ☞ 岐阜、高知

5人 ☞ 金沢、熊本

4人 ☞ 相模原、滋賀、愛媛

3人 ☞ 北九州

2人 ☞ 福島、鳥取

1人 ☞ 長野

こうなった要因は、僕には解きほぐすこともできぬが、

チームの更新度合は、なにかの参考にはなるだろう。

結論。

山雅は、在籍の3分の1を刷新したが、これと同程度の変容をみせているのは、他に、8チームほどある。

つまり、リーグの半数に迫るチームが、3分の1を入れ替えて、リーグ戦に突入するという事実。

では。

まさか,白で染まるのか?

― やっぱりね。あたしだって、アウェイ用なら購入してもいい、と思うもん。

公式サイトで、2nd ユニフォームが完売したとのリリースがあって、それを、家人に伝えた時の反応なんである。

― 日本チームのアウェイ用につながるものがあるしね。

何故、そこでナショナルチームユニフォームが登場するのかは、僕には不明だが、

たしかに。

今季の場合は、2ndのほうが、クラシカルな雰囲気を醸すのには成功している。

生地の織柄に凝るのをやめて、ソリッドカラーの組み合わせで勝負しているのは、欧州を感じさせていい。

けれど、

では、なぜ、ホーム用が、イマイチかというとですね。

前面の中央にあしらった、一本ストライプの緑色が、だいぶん中途半端だった。

あれは、アイスブルー、あるいは、ディープパープル(その場合、エンブレムは金糸になる)を選ぶと、

地の色とのコントラストが強烈になって、シャープな感が出る。

クラシカルとは、オーソドックスであることなんだが、一歩間違えると、平凡に堕す。

こういうところに、ミドリへのこだわりが裏目に出てしまうんですね。

― でもって、今年は、ゴール裏も、白で染まるのよ。

― まさか……。

ま、それでも新鮮で、かまやしないけれど。

では。

攻めよ,常に。

フィールドマネジメントでは、まづ守備の憂いを絶って攻撃へ、でよろしいけれど、

経営マネジメント面では。

親企業も責任企業も持っていない、〈草の根市民〉クラブの山雅であるから、

収益獲得のためには、常に攻撃的な営業活動を続けなければならない。

あっちですこし、こっちですこし、とお金集めに奔走だ。

なので。

公式サイト上、新規パートナーがまたひとつ紹介される度、安堵を憶えている。

(年間の売り上げが 1.7兆円で、昨季までパートナーであった某企業名が出てこないのが、チト心配だが、朗報を待つ)

とにかく、もっともっと攻めてもらいたい、と願う。

ファン&サポーターが、お気に入りのグッズを買うことで、結果、収益に貢献するのとは、まったく別次元の話なのだ。

これは、我がクラブの発端、誕生史からの必然事であって、

それが嫌なら、

どこかの会社に、クラブごと買い取ってもらう手もあるだろうが、

そんなオイシイ話はそうそうないし、

しかも、そうなったら、

表向き(=体裁) はともかく、実質、市民クラブの看板は下ろすのが、仁義。

ジュビロ(ヤマハ発動機)、ヴォルティス(大塚グループ) のように。

あるいは。

ここ8年の動向では、町田ゼルビアが、それ。

年間売上 0.9兆円の企業(サイバーエージェント)の代表者が、クラブ社長を兼任し、

クラブ売上、年58億円(トップチーム人件費25億円)を、ポンと出してもらえれば、

それはもう、よほどのヘマをしない限りは、戦績が読めるから、

ゼルビア ファン&サポーターの、毎ゲームの愉しみは、大きかろう。

つまり。

ゼルビアサポーターの懸念すべき事項は、ただひとつ。

買収してくれた企業のトップの、サッカー熱が醒めてしまうこと。

それ以外には、ない。

では。

名波氏を推す。

より正確に言うなら、名波さんでかまわない
(代表については、僕が、あまり熱心でないがゆえの表現)

4年後へのスタートとして、話題に上るであろう指揮官の更新においては、だ。

ここのところ、

代表に、異端的、あるいは、反抗分子は、そもそも招集されないから、

気に入ったプレイヤーの強み(長所)を組み合わせたサッカーになる。

で。

(まだまだ世界トップとは差があるにせよ)、日本国籍選手の個人技量は最近、めきめき高まっているから、

過去のプレイヤーである指揮官が、現役のプレイスタイルにまで突っ込んで注文をつける(つけられる)とも思われない。

しかも、国民性からして、露骨に勝負師的な采配や風貌は、あまり歓迎されまい。

……となれば、

ワールドカップ2026におけるナショナルチームの評価にもよるが、

それが、ひどく厳しいものでない限りは、

現(ヘッド?)コーチの名波氏にバトンタッチするのには、違和感はない。

他の日本人指導者を充てるとなれば (外国人を招聘しなければ)、

トップリーグにおける優勝レヴェルの戦績を持つ、現役指導者となろう。

……ところで。

名波氏についての、僕による〈監督業〉評価は、かなり高い。

何と言っても、

2021季、瀕死的な状況にあるチームを、途中から引き受けてもらった恩義がある。

不幸にして、3部に落ちたけれど、2022季も、引き続き指揮してもらい、

戦績は、山雅史上トップの勝率58%超。4位ではあったが、2位と勝ち点で たったの 1差。

これは、かなりの出来なのだ。

やれ、その指揮中にチームを降格に導いた、などという批判が湧きそうだが、

一定の手腕を有する監督であればこそ、

その多くが、昇格と降格、光と影の修羅場を生き抜いているのですよ、

敢えて、諸氏のお名前は挙げませんがね。

磐田、そして、山雅の、

チーム総合力の、中期的な凋落ブーム局面に、しばらくつき合って来たファン&サポーターであればこそ、

その者が、忘恩をモットーに生きていない限り、

逆風下で献身、尽力した名波さんが、代表の指揮官に推挙されることを、

当然、歓迎するに違いない。

……最後に、或るエピソードで終えたい。

昨季を限りに現役を引退した、伊藤 翔氏(元FC横浜)が、

アルウィンにやって来て、引退と在籍時の御礼(お詫び)をしてくれたことに、

僕は深い感動をおぼえた。なんという律義な男なんだろう。

そういう伊藤氏に声をかけて、

山雅のために、たとえ、半年間でも戦う決意をさせた人格。

そういう部分を見逃したくはない。

では。

ワールドカップの,早過ぎる総括。

カレンダーのページが裏返っただけで、まだ、大会が終わったわけではない。

が、いちおう、やっておくか。……散漫な総括を。

❶そのことで締め出しを喰っているところもあるが、どこかで戦争をやっていても、たとえ、当事者が開催国のひとつであっても、ワールドカップは、開催できる。
となると、人類にとってのいちばんの脅威は、すくなくとも戦争行為ではないことはハッキリしている。

❷かたまりの偏在はあるが、敵味方のファン&サポーターが入り混じって声援を送る図、これがいい。
ゴール裏は組織的応援の必要から限定にしても、残りのシートはすべて混合にしておくのが、大人の世界でありましょう。(Jリーグは)

❸家人から聞くに、(日本の)ゴールキーパー鈴木ザイオンの評価がずいぶんと高いとか。
それ自体は彼の栄誉に違いないが、GKが目立つのは、結局は、被攻撃シーンを多く積んだ、ということ。
もちろん。

努力の出し惜しみもなく、力量の目一杯で戦った日本の努力は見上げたものなんだが、

状況に応じた、ハッタリ的な意表を衝く仕掛けの余裕もなかった?

❹#13 中村が、いちはやく家人の目にとまった(と診る)。
やはり、容姿は、アスリートにとって大きな要素。

❺中村のプレイぶりと、田中の名前を、アオと発音すること、
それに、鎌田の飄々とした存在感、このみっつが、僕にとっての収穫だった。

❻たまに、観客のシーンを入れる放映。
日本の場合、面白おかしい変装が多い。あれが、外国人から見た、日本にうってつけの〈ギャグ〉なんだろうが、
ここはひとつ、三船敏郎的用心棒、あるいは、バガボンド武蔵風のいでたちでキリッと決めたい。

❼アジアからの出場が9か国、うち予選突破は、日本と豪州のふたつ。

これをみるに、僕の主張どおり、レヴェルを高めたいなら、日本は、中南米サッカー連盟に鞍替えして加入すべき。

カンフーサッカーとか、中東の笛、などと愚痴るのなら、そういうものとは手を切れ。
しかし……、オイルマネーとは、なにかと手を切れないが現実か。

おまけ。
森保氏が、スーツで指揮をするのはこだわりを感じて好きだ。
けれど。せっかく三つ揃えでやるなら、きっぱりとトラディショナルに振るべきで、ネクタイも、ディンプルを作って締めてもらいたい。

日本代表なんだから。

高価なブランドをお召しとは思うが、そういう見映えがしないのが辛い。

では。