前回の、かるたに、
言いたいことは、ほとんど込めてしまったのではありますが、
勝ち点3を獲れなかったのは惜しまれるけれど、
おそらく、10,000人を落胆させない好ゲームでした。
特に、ここでは、ふたつ。
ひとつめ。
前半30分をのぞき、つまりは、ゲームの3分の2、
極端な話、60分間は、山雅が圧倒していたのが前提にあって、
その中で、
システムばかりでサッカーの中身が決まるわけでもあるまいが、
前線に、#43(林)と、#42(想来)を並べて、
そこに、攻撃の仕上げを託したのが効いた、ということでしょう。
新加入の#43をば、早速ゲームに投入するのは予想されたが、
後半、思い切って、ツートップにしたのは、僕からすると我が意を得たり、でした。
そうなれば、おのずから、
前半、いつもの #10菊井の位置(シャドウ)に入れた #46安永をひとつ下げて、#!5山本とならべて、ツーボランチとする。
さらに、のこり30分間は、両サイドバックをリフレッシュするとともに、
そこへ持ってきて、アウトサイドハーフ(2列目)に、#20田中 前田、#22佐相の、躍動力を注入。
こういう一連の流れは、采配としても、僕からすれば、信頼を置ける。
……と、まぁ、こういう積み重ねの先には、
結果として、4 – 4 – 2 でいいのでは?、とも思うわけです。
ふたつめ。
4バック推奨の前提には、
守備陣の安定がありまして、
失点シーンは、不運にも、
クロスのクリアボールが、相手フォワードこぼれたところを決められはしたが、
あとは、それほど危なげないシーンはなく、
かつ、これだけ持ち上がり、駆け上がりシーンを演出できるようになっている。
コーナーキックは、振り返れば 9本を積んで、
その都度、#4 高橋が、チームメイトに立ち位置を指示し、確認。
こういうインフォーマルなリーダーシップは、これからも大いに必要でありましょう。
では。