デフォルトvsデフォルト(福島戦レビュウおしまい)

山雅 vs 福島ユナイテッド のゲームは、

結局、何度やっても、

我流一徹のサッカーの基本(デフォルト)を、とことん貫こうとする両者がぶつかるだろう。

 

さて、今節のゲーム。

開始から15分、と、60分以降の時間帯に、少々様子が変じたのは、

ひとつは。
福島が、センターバックからパスで組み立てる方法よりも、GKからのロングフィードに傾いたこと。

ふたつめは。
3点先行されて、残り時間が少なくなる状況、さらに、#10針谷を(怪我?)で欠いていたことから、
福島が、中央の縦パスによる展開ばかりでなくて、中央をカッキリ固める山雅の守備に対し、サイド侵入も使うようになったこと。

他方。

山雅のほうは、

前から圧をかけ続け、かつ、センターバックからのパスを後ろ向きに受けようとするプレイヤーを襲い、挟み込むなどして、ボール奪取を繰り返すものの、

70分以降になると、疲れからなのか、カウンター攻撃に、なかなか枚数がかけられなくなった。

……そんな事情があったから。

さいわいに、こっちの守備が、ハッ!とするような脆さをみせたシーンはほとんどなかったけれど。

とはいえ、

2026/27シーズンまでを視野に入れれば、

次回、福島戦の対策は、

❶プレスを強力にかけるに比例して、

それを巧く交わされた場合は、入れ替るスピードも増す、つまり、捕まえられないので、

それをいかに回避するのか?、を工夫すること。
(内容は、やはり、技量アップとバックアップ態勢なんでしょうが)

❷(特に先制した場合は)  60~70分以降のダメ押しのため、

前がかりとなる福島ディフェンダーの裏狙いを、もっと強力/緻密におこうなうこと。(ロングカウンターの迫力と、シュート精度アップ)

……そんなところ、でありましょうか。

では。

祝!! キャプテンJ出場100ゲーム達成 (福島戦レビュウ★印象篇)

3 – 1 の勝利。

1失点は、PK被弾によるもの。

あれは、むしろ、福島プレイヤーによるシュミレーション(欺く倒れ込み)、と思う。

ただ、松村 厳としては、あの時、

手を使わずに体幹ごと相手にぶつけてゴールラインを割らせるべきであって、最悪でも、コーナーキックだった。

(Jリーグのジャッジは、手を使うことをかなり嫌う)

― まだ、若いのね、が家人評だが、

いやいや、年齢は言い訳にならず、もっと賢くならなければポジションは獲れない。好プレイが多いのだから、なおさら。

萬年的には、

プレビュウで、(よほどのポカがなければ) 3得点はマスト、としたので、
まぁ、溜飲を下げています。(実は、安堵)

後半の、タクミのゴールが逸れたシーンは、まことに残念。

せっかくの追い込みが実り、4点目として、相手の戦意をかなり奪えたのに……。

これで。

#8 深澤 佑太は、Jリーグ出場100ゲームを達成、おめでとう。

#7松岡は、途中から今季初出場、彼は、左サイドバック起用なのかい?

また。

ルーキーが新たに登録されるなど、メンツが揃いつつ、競争も激化で良き。

手こずった時間帯もあった勝利、と診た場合、

ゲーム開始15分は、福島が対処的サッカーをやってきたことによるが、

後半60分以降、山雅の攻撃に翳りが射したように感じたのは、なぜか?

そこは、ゲームを観返してみましょう。

では。

ポイントは〈守備〉である (福島戦プレビュウ❶)

福島のサッカーをざっと眺めると……、

システムは、4 – 1 – 2 – 3 。

そのうち、1 – 2 の部分は、#10針谷を底に、2列目が開く、逆三角形を成す。

このトライアングルは、山雅とほぼ相似である。☜ここがポイント

第7節終了時点で、

得点は、13位。(ゴール数10は、いわき、新潟、岐阜と並ぶ)、山雅は 9位 13ゴール。

失点は、20で、40チーム中で最多。山雅は、失点 8。

シュート数は、19位 (山雅は、20位)

被シュート数は、全体の多いほうから 2番目。山雅は、少ないほうから 18番目。

ボール保持率は、51.5% (リーグ 17位)   山雅は、43.0%(リーグ 37位)……。

ここから浮かび上がるのは、

前線に3枚並べているとおりの、

かなり攻撃のほうに振ったスタイル、ではある。

そして、

失点が多いから、守備に脆弱性を持つ、あるいは、守備は二の次にしても攻撃に軸足を置きたいサッカー、とも言えようか。

ただし、福島と対戦するにおいては、事はそれほど簡単ではなくて、

山雅からして、いちばんに締めてかかるべきポイントは、

中盤エリアで、いかにボールを相手に奪取されずに、むしろ、こっちが奪って、前進するのか?、ということ。

スタッツとしての、福島のタックル数は多く、リーグ3位 (1位は山雅)で、

2列目と、アンカー的な #10のところで、それを、かなりこなしている事実を指摘したい。

つまり、福島の攻撃は、多く、中盤のボール奪取からスイッチが入り、カウンター気味攻撃へと移る。

だとすれば。

福島攻撃の起点を、山雅のスリーボランチのところで、まづは、潰さねばならず、

ここでの攻防、要は、ボールの奪いあいと回収で上まわるという〈守備〉こそが、勝利への出発点となるだろう。

では。

さて、10,000人のチャレンジ (岐阜戦レビュウ❷)

北ゴール裏同志 チノ氏の感想だと、

この特別リーグで、山雅はEAST B に入って、恵まれた。

要は、対戦するに楽しみなチームばかりである、と。

まったく同感。

僕の身勝手な注文では、 北海道といわきの代わりに、FC横浜と相模原でもよかったんだけれど、

各ゲームが、チーム強化にとって効果的ならば、ありがたい。

こういう前提のなか、

対岐阜戦は、彼我の特長が露わな、観る者を飽きさせない好ゲームだったと思う。

このことは、特に、強調しておきたい。

球際厳しく走り倒すスタイルを重ねる中、

ここ2ゲームでは、ファールが 6個におさまっている。
(むしろ、こっちよりも相手のファールが多い)

さらに。

不可解なジャッジに対しては、キャプテン#8が、冷静に対応しており、

クリーンなサッカー、と評していい。

……であるから、

ゲームMVP 小田 逸稀が、僕らにチャレンジしたところの、

10,000人で満たされたアルウィンは、

チームがこういうゲームをやっている以上、正当だ。

たまたま、当日。

僕は、職場の同僚ご夫妻と観戦できたのであったが、

自分でできる緑化作戦は、つづけて行くつもり。

では。

時間を追うごと握れたゲーム (岐阜戦レビュウ❶)

優しい部類だが、花粉症用の鼻炎薬のおかげか?、やたらと喉が乾き、加え、

鼻腔が、(おそらくは)ホコリによって、ひりつく痛みを感じながらの観戦だったので、

いまひとつ、ゲームにのめり込めなかったんですが、

翌日、あらためてDAZNで観なおしてみたら、

なあんだ、1 – 1の同点とした 30分以降は、山雅がゲーム(とボール)を、そこそこ握っていたのでした。

❶これには、石丸さんのゲームプランが、多分に関係していて、

ワントップに長身の #18を配し、そこで勝負を賭けたために、

通常よりもパスワークが下火になって、ハイボールが多くなった。

落ち着かないボールの行ったり来たりは、セカンドボール狙いの山雅サッカーには、それほどのフラストレーションもないので、自然と、やりやすかった。

実際、#!8 フォワードが 2得点したから、この石丸策は的中したんだが、

他方、#17の躍動力を削ぐ格好になったのは、負の側面であって、

今後、これをどうするのか?
ガタイ長身のフォワードで、ワントップをやり続けるのかは注目。

❷失点シーンをのぞけば、サイド攻防を山雅が上手く乗り切ったことを挙げたい。

特に、リーグ初の 3センターバックの並びが、落ち着いてくると、

彼らの前線への駆け上がりが増したから、サイドの枚数もこっちに優位となった。

80分過ぎに、活発な動きをみせていた 岐阜 #7を下げ、

スーパーサブ的な #39泉澤を投入して、起死回生を図ったものの、

山雅が、彼に、サイド侵攻を一度もゆるさなかったことは、絶賛に値する。

❸上記に関連して、相手 ダブルボランチに対し、山雅のスリーボランチが、執拗にスペースを消し、追い込み、ボール奪取に専念したのは、グッジョブで効いた。

……で、山雅のほうの課題。

ボール保持の側にまわった状況下で

相手を寄せておいて、逆サイドを、スパッと衝くやり方。

ゲーム中では、小田へのフィードが目立ち、ここから必殺的クロスが入った。

この手法は、これから(特に福島などに)有効に思われますが、

その際、大胆なサイドスイッチにより、みづからも、プレイヤー間距離を引き延ばすこととなるので、ここをどう克服するのか、注目。

藤枝、アレンの運動量の多さを、クロス対応に、もっともっと使いたいですね。

では。