梅雨入りしたので。

 さつき雨 田毎(たごと)の闇と なりにけり       蕪村

庭では、紫陽花も立葵も、まだ花をつけないけれど、

僕の感覚では、

一昨日か、昨日、ここらは梅雨入りしたに違いない。

だから、今日のアルウィンにはレインウエアを持っていこうか、どうしよう。

でも、こんな季節だからこそ。

It Never Rains in Southern California〉(1972年発表) を聴こう。

カリフォルニア州の南部、ロサンジェルスあたりへは行ったことがないが、

はたして、雨は少ないのかね。

アルバート ハモンドがヒットさせたこの曲の歌詞は、

ハリウッドで成功するために、ボーイングのジャンボ747でカリフォルニア州にやって来た役者。

が、彼、なかなか芽が出ず、捨て鉢な気分を歌う。

南カリフォルニアは雨が降らない、なんてウソだろう、って。

カリフォルニアの明るさとは大違いで、かなり暗い気持ちなわけです。

いやはや。

では。

〈いつか〉という日は やってこないが。

その日は、いつか、かならずやってくる。

ボールを蹴り出してから、30年。

ユースからトップ昇格すると、それからプロとして、18年。

ここまで、Jリーグ通算、431ゲームの出場。

山雅との出会いは、2012年の開幕戦、

味スタで、J初参戦の相手として対戦した時、と記憶する。

高橋 祥平、山雅のために戦ってくれてありがとう。

プレイヤーとしてのサッカー人生、お疲れさまでした。

これで、奈良戦が、ますます勝利マストのゲームになりました。

では。

五月が逝く その前に。

― 春を迎えたボストン、

それとも、雪降るデンバー、または、

ロサンジェルスで、ずっと住まないか、僕と一緒に。

― 漂ってばかりいるあなた、答えは、ノー。

ここテネシーで、私は暮らす。

私こそ、テネシー男あなたの、いちばんの理解者なのに。

デイヴ ロギンス(1947~2024年) が、1974年に発表した曲、

〈Please Come to Boston〉を懐かしく聴こう、と思った。

けれど。

ボストンが、マサチューセッツ州のキャピタルならば、

この際、ビージーズの、

〈Massachusetts〉(1968年発表) にしてしまえ、と。

サンフランシスコまでフラリ出かけた男が、なぜか思い立つと、

故郷マサチューセッツの、かつて、ひとり置き去にした恋人の元へと帰ってくる……。

ロギンスも、ビージーズも、主人公に、

(一緒に住める)部屋はたくさんあるだの、自分がシスコで逢った人の話をしようだの、と言わせているけれど、

もとの恋人が、寄りを戻してくれる保証もないのだ。

つまり、語られる恋が、成就、復縁しそうもない〈儚さ〉感こそが、

これらの曲の魅力でありましょう。

僕にはわからないが、はて?、

1960年代の末から70年代はじめにかけて、

米国の青春には、Coast to Coast の流行りでもあったんでしょうか?

では。

Long Long Road 。

英語をすこしかじった者にもわかるような曲名と、平明な歌詞。

リンゴ スター が、先月発表した新譜アルバムの中の一曲だ。

85歳になっても、こうして活動している姿は、

たとえ、その活動期のほとんど最後のほうか、または解散後に、

ティーンエイジャーとしてビートルズと出逢った僕からしても、嬉しいニュース。

人生とは、長い長い道をたどるようなこと。

行きつきたいところへと向かうタフな道。

鏡の中を自分をみては、ここまでたどり着いたのを不思議に思う

君が戻ってくれてなにやら変わり

君なしでは、僕は、深海に沈んだようなもの。

……みたいな歌詞が、生粋のカントリーミュージックで歌われる。

しかも。

サーヴィス心の、きわめて旺盛な動画まで公開されているから、

それを、ヴィンテージカーの好きな小学4年生と一緒に観た。

僕の車では今、アビーロードが流れているので、

この曲のリードヴォーカルはだれで、だれが、今も生きていて……などと、説明している。

では。

ホンモノの Summertime。

きっと。

前に採りあげているだろう曲。

でも、まぁ、いいや。

毎年、同じことを、こうやって繰り返していても

ホンモノは、何度でも聴くに堪える。

また、この歌唱がなかったら、

ジャニス ジョプリンのサマータイムもなかったことだろうし。

エラ フィッツジェラルドによる、1968年のライブのようです。

では。