
……そういうわけで、新鮮なメンツの組み合わせの中でやった新潟戦は、
もちろん、がっかりすることなく、ずいぶん楽しめた。
Don’t Let Me Down、が、いい意味、裏切られた内容でした。
挙げればキリがないけれども……、
❶一年ぶりの航立は、チームにしっくりと溶け込んでいるし、
❷野田と北爪でつくる右サイドは、落ち着きがあって、相手をダマすプレイと連携で魅せた。
❸九乗は、投入されなかったけれど、ピッチ練習をみた限りでは、個性的なプレイスタイルをおもわせて、期待が増す。
❹最終ラインを高く保つ意識はかなり高まっていて、自陣における相手セットプレイ時のライン設定は、かなり高い。
あとは、流れの中で、押し込まれてから、攻撃に反転したい場合。
そのラインを、勇気をもってサッサとあげること、これが、課題。
❺高麗のロングフィードは、精確。
❻特筆すべきは、新潟キックオフでゲーム開始の際、
山雅の陣形全体が、スッと左に寄ったこと。こういうところに、細かなスカウティングを感じた。……などなど。
他方、新潟。
いつか、ビッグスワンで、再びまみえることができればよいが、
その日には、上越の軍ちゃんに立ち寄ってみたいな、などと不謹慎な思いで、観ていたけれど、
空いた中盤でボールを受けると、そこからスパン!、と鋭い縦パスを通すとか、
#9 みたいに、ディフェンダーを背負ってでも、ボールを受ければシュートまで持っていける屈強なフォワードの存在。
あるいは、手馴れた、4バックによるライン形成。
さらに、レギュラーメンバーを順次4人投入してきた後半の、サイドを使った攻撃圧の高まり。
これらは、すべて、おミゴトだった。
けれど。
上手いとは感ずるが、そこには、こっちがをドキドキさせる〈怖さ〉に、なお乏しい……そんな印象。
最後におまけ。
88分、
相手のクロスが、ペナルティエリアにいた金子 光汰の手に当たった件。
遠目にも、手をボールが直撃したことは、明白だった。
だが。
間近で目撃した主審が、直後、毅然とコーナーキックを宣していることから、なんらかの基準に沿って、ファールを採らなかったことが知れる。
素人の僕の推定だと、
金子の動作の中で、体勢を維持するために自然に伸ばした手に当たったもの、と認定、非ファールとした、のではないか。
まぁ、新潟側としては、今後の予防線と、不満な気持ちの表明をするのが、ひとつの儀礼でもあろうから、そうとう執拗な抗議をしていた模様。
でも、ゲーム終了が宣されて引き上げる審判団を、5~6人で囲んでやるのは、威嚇的で、穏やかでない。
アルビレックスは、
一年でのトップリーグ昇格を期すリーグ戦を戦っているようなので、
もちろん、野澤社長には恩義があるから、ご健闘を祈りますけれど、
まさかとは思うが、もしも、指揮官がインタビュウなどで、あのジャッジを未練がましく云々しているようでは、衝くところを逸している。
あれだけ山雅に押し込まれたことと、
最後まで、消化不良な攻撃で終わったこと、自省すべきは、そこでしょう。
3部リーグ下位のチームとの対戦、と思って、プライドで目が曇ると、ロクなことがないのかも。
では。

