
それは、人間の中に住まう、陰湿な、底意地の悪さ。
過日の愛媛戦で。
同点弾を放った #17 田口 裕也に対して、
2か月前までは、自分の応援するチームに所属していたプレイヤーであったにもかかわらず、
いや、プレイヤーであったからこそなのだろうが、
得点して魅せた田口の活躍を、貶める発信をする者があるらしい。
人間が行き詰ってくると、
他人の成功が、いちばん自分にとって喜べない事がらになるものだが、
今回の件は、その最たる見本だろう。
しかも。
田口を悪く言うために、わざわざ引っ張りだされるのだから、
田村 翔太(愛媛FW #11) にしてみたら、とんだ迷惑に違いない。
ただし。
これを、あのチームの取り巻き一般へと拡大するつもりもなくて、
どこにでも、
たとえば、この松本にも、松山にも、ころがっている個性と考える。
ちょうど、今から120年前。
小説『坊ちゃん』は世に出た。
この小説は、作者の
漱石自身が、英語教師として松山の中学校(旧制) に赴任した経験が活かされていて、
そこに登場する〈赤シャツ〉なる教頭とかの、狡猾ないじめが、今回の出来事で想起された。
かつて、漱石先生が、辟易としたであろう、卑しい人性は、いまだに変わらなくて、克服されないわけか……。
では。

