残虐性を認めつつ。

ひと頃の渇水が、最近の降水で、一段落。

朝晩の気温低下傾向もあってか、植物も、息を吹き返したような有り様。

桔梗や、萩は、ふたたび花をつけはじめ、

無花果(いちじく)は、第二波の、熟成期に入ろうとしている。

昨日。

熟したやつを樹からもいで、そのままフレッシュでいただいたが、

中身は、透明になるほどに熟れていて、おそらくは、かなりの糖度。

こういうのを、贅沢というんですかね。

ついでに。

収穫を終えた南瓜のつるを、まだ枯れてはいないけれど、すべて抜き払った。

で、空いた場所には、鍬を入れて、ひとまづは平坦にする。

……さて、ここからが、本旨でもって、

畑を、縦横無尽に掘っては荒すモグラをば、

息子からもらった、捕獲器で亡き者にしよう、という魂胆。

ワナのつくりは、いたって簡単。

かなり強いスプリングを、ストッパーで押し拡げて止め、モグラを挟むワッカが開いた形にセットする。

それを、モグラが通ると思われるトンネルの中に、坑道に沿って挿し込むように置く。

モグラがそこを通過する際に、体が留め金に触れて、そのストッパーが外れると、

瞬時、強力なスプリングの反発力で、ワッカが、両側から勢いよく、バチンと締まる!!

たまたま、息子が捕獲した犠牲者を見せてもらったが、

モグラは、胴体をぺしゃんこに圧縮されていて、すでに息はなかった。

捕獲といっても、実際は、駆除であって、違法なことに違いない。

読者もお気づきのことであろうが、この捕獲オペレーションの許し難い点は、

モグラの地下活動が、畑の作物の収穫量を減じている、という証拠がまったくないにもかかわらず実行されること。

かしこに盛り上がる土塊が不快なり、それだけの理由に過ぎない。

けれど。

みづからの残虐心に痛みつつ、それでも仕掛けるモグラ屠殺器

これじゃあ、この先、いい死に方はしないだろうな。

では。