注文どおりで,ご満悦 (高知戦レビュウ❷)

しかし。

選手も大変だよねと、つくづく思う。

同情に値いしますよ。踏んだり蹴ったりで。

ゲームが、手法的にうまくハマらずに終わると、やれ、戦っていないと、

まるで、自分のココロの中を覗かれたように批評され、

その逆の場合、

つまり、好転の兆しがあれば、戦う意欲を感じる、とか言われて。

鍛錬とか、本気とかの言いぐさは、やってるご本人が宣伝することでもないから、

ひょっとしたら、代わりに俺が代弁してやる、との御心かしらん。

さて。

高知戦は、萬年の願望したとおりの修正がほどこされていて、それが、かなり機能したので、僕の満足度は、当然高い。

もちろん、長野戦がやる気に欠けて、高知の地で、心持ちを回復したのでもなくて

端的には、強固な中盤を形成できたことを指す。

3 – 1 – 4 – 2 とは、ワンアンカー(村松)を採ることを強調した言い方で、

3 – 3 – 2 – 2 くらいが、僕にはしっくりくる。

要は、中盤に、逆三角形にボランチ(インサイドハーフ)が並ぶ。

その左右には、ウイングバックがはり、

最前線では、フォワードが、ツートップを組む。

こうすることで、陣形の三つのラインが孤立せずに、リンクして前後移動を保つ。

(いつまでも、深澤の幻影をおっかけて、どうするのさ)

特に、よかったシーンは、(おそらくガチャの目も採りあげるだろう)

前半37分。

井上アレンの、惜しくもゴールキーパー正面をついたシュートで完結した攻撃。

松永、澤崎、安永と、ボランチが揃い踏みでからみ、ワンツーを織り交ぜ、ボールを繋ぐと、

そこへ、田口、樋口を経由して、最後は、アレンに渡る。

なにも、パスを重ねることが目的ではなく、

こうすることで、相手ディフェンスの網を掻い潜り、

ゴール正面の好位置からフィニッシュできる。

一連のボール移動の背景には、練習における創り込みが感得できます。

自身のシュートも悪くはないが、澤崎には、トップ下でのお膳立てを期待します。(プレイスキックはもちろん)

ここに、サイドウイングへの展開と、その突進。(そこからクロス)

さらに、前線の田口 裕也による、驚異的なボールの収めを加えることで、

多彩な攻撃を装着できる山雅なのだから、期待できないわけがない。

さらに、さらに。

石さん流は、陣形の後ろのほうのプレイヤーは、極力不動。

つまり、90分フルタイム稼働を求めるけれど、当夜、

センターバック3人(白井もフルとみなせば)と、松村、安永が、

ゲーム終了の笛をピッチで聞いたのは、かなりの収穫でありましょう。

では。