演歌を変えた 演歌。

……と言えば。

僕の中では、断然、『北の宿から』にトドメをさす。

演歌を変え、かつ、都 はるみ、という歌い手の可能性をも拡張した。

どこかで度々書いたけれど、シングルが発売された 1975年12月、

監督一年目の長嶋 茂雄率いる読売ジャイアンツが、屈辱のリーグ最下位に終わって、東京の冬景色が、ことさらに寒々しかった。

それは、余談。

数日前。

都はるみ公式Youtubeチャンネルが存在しているのを知って、嬉しくなった。

この演歌歌手は、どうしているんだろう、って、時おり頭に浮かんでいたから。

1,000以上のチャンネルを持つ、無料インターネットラジオの〈Accue Radio〉(米国発) には、ワールドミュージックのひとつに、

〈Enka〉チャンネルがあって、

日本のTVやラジオ局では、いまや決して流さないであろう曲が、24時間中、つぎつぎと演奏されている。

演歌とは、タンゴ、ブルース、(コーラスとしての)ドゥワップを下敷きにして成立した、日本の流行歌という定義(by Wiki) は、なかなか面白い。

ジャンルとして形になってから、ほぼ 100年が経つが、

都 はるみと、ほぼ同じ頃の生まれで、流行歌手として、双璧をなすのが、

ちあき なおみ。(もちろん、萬年式ランキングによる)

その良さとは、

情感に流れ過ぎずに、しかも、哀しい感情を呼び起こす歌唱力だ。

そのへんは、『さとうきび畑』をお聴きになると、よく納得できると思うが、

今回は、佐々木 勉作詞作曲の、この曲で。

では。