名波氏を推す。

より正確に言うなら、名波さんでかまわない
(代表については、僕が、あまり熱心でないがゆえの表現)

4年後へのスタートとして、話題に上るであろう指揮官の更新においては、だ。

ここのところ、

代表に、異端的、あるいは、反抗分子は、そもそも招集されないから、

気に入ったプレイヤーの強み(長所)を組み合わせたサッカーになる。

で。

(まだまだ世界トップとは差があるにせよ)、日本国籍選手の個人技量は最近、めきめき高まっているから、

過去のプレイヤーである指揮官が、現役のプレイスタイルにまで突っ込んで注文をつける(つけられる)とも思われない。

しかも、国民性からして、露骨に勝負師的な采配や風貌は、あまり歓迎されまい。

……となれば、

ワールドカップ2026におけるナショナルチームの評価にもよるが、

それが、ひどく厳しいものでない限りは、

現(ヘッド?)コーチの名波氏にバトンタッチするのには、違和感はない。

他の日本人指導者を充てるとなれば (外国人を招聘しなければ)、

トップリーグにおける優勝レヴェルの戦績を持つ、現役指導者となろう。

……ところで。

名波氏についての、僕による〈監督業〉評価は、かなり高い。

何と言っても、

2021季、瀕死的な状況にあるチームを、途中から引き受けてもらった恩義がある。

不幸にして、3部に落ちたけれど、2022季も、引き続き指揮してもらい、

戦績は、山雅史上トップの勝率58%超。4位ではあったが、2位と勝ち点で たったの 1差。

これは、かなりの出来なのだ。

やれ、その指揮中にチームを降格に導いた、などという批判が湧きそうだが、

一定の手腕を有する監督であればこそ、

その多くが、昇格と降格、光と影の修羅場を生き抜いているのですよ、

敢えて、諸氏のお名前は挙げませんがね。

磐田、そして、山雅の、

チーム総合力の、中期的な凋落ブーム局面に、しばらくつき合って来たファン&サポーターであればこそ、

その者が、忘恩をモットーに生きていない限り、

逆風下で献身、尽力した名波さんが、代表の指揮官に推挙されることを、

当然、歓迎するに違いない。

……最後に、或るエピソードで終えたい。

昨季を限りに現役を引退した、伊藤 翔氏(元FC横浜)が、

アルウィンにやって来て、引退と在籍時の御礼(お詫び)をしてくれたことに、

僕は深い感動をおぼえた。なんという律義な男なんだろう。

そういう伊藤氏に声をかけて、

山雅のために、たとえ、半年間でも戦う決意をさせた人格。

そういう部分を見逃したくはない。

では。