ゲーム評価における〈眼〉の曇り (山形戦レビュウ❸おしまい)

これ、前々から指摘してますが

リーグ至上主義の〈うろこ〉が〈眼〉から落っこちないことで、

チームや、ゲームの評価が、異状に振幅する、というお話。

技量の高いサッカーに揉まれる生活からすれば、

上位リーグのチームと、下位リーグのチームが対戦したら、

10回やって、8回くらいは上位が勝つのがフツーで、

それが、ひとつ飛びの差なら、

10回やって1度あるかないかの世界、というのが、おおざっぱな相場だろう。

ゆえに、近年乱発しすぎではある、〈ジャイアントキリング〉に価値がある。

だが、特別リーグを通過してみたら、

練達の強度、チーム(戦術)の熟成度、さらには、喰ってやろうとする強欲、もろもろからだろうが、

3部チームの勝率が、2割を超える感触があった。(厳密な計算はしていない)

……ここまでは前置き。

 

たとえば、山形戦を例にとれば、

モンテディオの敗戦が、山形と山雅の、両者のサッカーの出来、というリアルな尺度で測られるよりも、

やれ、3部の格下に負けるとはけしからん、から入るような、

ひどく感傷に偏った議論がぬぐえないのではあるまいか。(t特に負けた側に)

端的には、

足が遅いからディフェンダーの裏取りを狙ってた、と、

1部と3部のプレイヤーどちらに言われるかで、カチンと来る度合に天地の差があるらしい。

こういう印象が積み重なると、

3部では、身体の強さを強調したサッカーがベスト、みたいなことになるけれども、

一流のサッカーにするには、フィジカルとアジリティ(敏捷性)を身にまとうのが、世界基準だと思いますがね。

……で、次が、いかにも重要。

ここ3か月をかけて学んだことのひとつは、

❶上位リーグに居続けること、

❷その上位リーグに駆け上ることは、まったく別の事案である、という事実。

あきらかに、注力と覚悟すべきレヴェルが、❶<❷で、❷は、限りなく高いハードル。

つまり。

8月からのリーグ戦では、勝ち負けをイーヴン、などと言ってはいられないのだ。

では。