完全は求めないが (2025.6.14 FC琉球戦レビュウ/速報値)

3 – 0 の勝利。

ボール保持にこだわり、パスの緩急で勝負したいスタイルの琉球サッカー。

これに対するに、

守備陣形をしっかり形成しておいて、

ボールホルダーに喰いつき過ぎずもせず、

パスコースを限定しながら、ボールの奪いどころを絞っていくやり方。

これが、ゲームのほとんどの局面で、上手く機能していたと思います。

ここらは、山雅だったらそうするだろうな、というわかりやすい展開。

ゴール3つのうち、

ふたつは、ロングフィードを仕掛け、相手ディフェンスラインと競り合いながら、ボールを奪って撃ったもの。

あとひとつは、中盤でボランチ同士のせめぎ合いから、ボールを奪ってたのをもらってシュートしたもの。

こっちの狙いと、フォワードふたり(村越、想来) の特性が、そのまま結実した3得点は、ミゴト。

飲水タイムを入れる、

ということは現地は相当に、暑く苛酷な気候だったのでしょう、

だから、ああいうゲームの進め方は、体力消耗を、できるだけ回避する目的でもあったかと。

ホームチームのプレイヤーが、すべて沖縄の気候に慣れ親しんでいる訳でもないでしょうから、琉球のゲームのほとんどが、ナイターであるのは理解できますが、

いくら夜にやっても、かなりな、プレイへの影響はあるわけで、

琉球のサッカースタイルは、気候考慮の、その結果なんでしょうかね。

さて。

おおかたはやりたいようにやって、無失点で、3得点ならば、ほぼ望みどおり。

ただし。

決して完璧を求める僕ではないけれど、

戦意がガクンと落ちた相手に対し、残り20分を切ってからの最終盤。

もっと丁寧、沈着にやれば、あと 2ゴールはできたので、そこをやり切るチームになってもらいたいなぁ、

チームをワンランクあげて。

仮に、琉球の決定機だったシュートが決まっていれば、スコアは 3 – 2。

まったく同一の形勢から、ダメ押しの 4点目を決めてくるエスパルスさんから学びたいのは、そういうところ。

では。