なぜ,カフェに居るのか?

職場の同僚に、カフェまわりをしている(らしい) 御仁がいて、

先日は、きのうは、どこどこに行って、誰々と話し込んでね、とご報告してくれる。

そもそも、僕の辞書には、〈喫茶店〉〈茶店〉しかない。

それが、カフェになると何が違うのやら、皆目わからん。

で、その使途とは、待ち合わせの場所にする、友人知人との談義、あるいは、次の仕事までの時間つぶし、それくらいしか思い浮かばない。

同僚によれば、そこでは他人との出会いがある、とのことだが、

かつての栄華(のように聞こえる)に関する昔ばなし、羽振りの良さなどを聞いてなにが面白い?、と訊くと、

そうやってご高齢者の話を聞いて差し上げる、ということ。

でもさぁ、松本あたりの政財界の(☜加筆)、裏事情を入手したところで、今のあんたには、どうなるものでもないだろう、と突き放しつつも、

ますます、出かけていく気が知れない。

僕の偏見によれば、上に記した目的以外で喫茶店に出向くのは、時間の使い方をほかに知らないがゆえの、時間浪費に過ぎず、

それならば、室温15℃を確保した自室で、

読んだり描いたり(書いたり)していたほうが、よっぽど楽しく、息抜きになる。

ただひとつ。

そこのオーナー(マダム)や、そこに集う誰かさんの気を惹きたい、というのであれば、

それはそれで、至極健全な目的だ、と共感できる。

では。