ゲーム日程を眺めて、さて、参戦の段取りをしていたら、
なんと、明日17日の対アビスパ戦から、我が山雅は、
アルウィンにおいて 4戦連続で戦うことに気がついた。
樹ばかりをみて、森をていない迂闊、とは、このこと。
それを、家人に告げたら、案の定、
―今頃になって……、と冷たくあしらわれてしまった。
で、敢えて、ここで、
〈戦える〉としないところに、ホームの雰囲気と、チームとのなんだかしっくりこない間柄に関する、僕の診立てがあるわけ。
周囲から聞こえる叱咤激励は、チームがやろうとしているサッカーとは、かなり乖離が甚だしい。
今は他のプレイヤの上がりを待つ為にペースダウン(遅行)したい、すべきなところに、走れっ、走れっ、の連呼が湧き起こる。
走らないと、怒ってばかり、ボールを後方に渡しただけで、野次が飛ぶ。
ファン&サポーターの心情にあっては、どこに由来するのか?、幻想の山雅サッカーが、根強いらしい。
まぁ、観るほうは、4度続けてホームに足を運べるんで、まことに助かるんですが、
果たして、真の〈One Sou1〉が、醸し出されることを願うのみ。
さて。
明日ナイトゲームで対戦する、アビスパ福岡。
福岡空港からひとっ跳びだから、案外、遠征の疲れもなくご来松であろうし、
それなりのターンオーヴァーはあるはずだから、その剛直なサッカーは、ブレもなく清新、と思います。
2部リーグ(2020季)当時から、長谷部監督のサッカーは、
堅守で質実、ボール保持、パステクニックなどには、こだわらなかった。
それが、4年間のトップリーグ暮しで、ますます磨きがかかった、と診ていて、
中途半端にボールを握ろうとすれば、猛然奪取の憂き目に遭うのは、おそらく必定。
インテンシティ(強度)には、よほど劣ることを前提にして、けれど、逃げずに立ち向かうってもんでしょう。
とにかくは、山雅、今のサッカーをやり遂げようとすれば、
せいぜいつまらんボールロストをせず、極力、縦に速くやるだね。
あとは、トップリーグと違って、案外ボール持てるじゃん、とアビスパが勘違いしてくれると、そこに、かえってスキができるかも?、と淡い期待。
もしも、失点するとしたら、ズバリと面白くもないシーンとなることが予想されますが、
勝てれば、きっと、嬉しいだろうから、僕は、アルウィンへ向かいます。
では。