路上で、善意による不法、といった行為を、けっこう目にする。
たとえば、自分のレーンが渋滞していないのに、(交差点、駐車場などに)右折しようとする車を先に行かさせようとして、停車する。
道路交通法上、ルール無視。
(前車の停止を) 予想もしていない後続車にとっても、きわめて危険。
けれど、ご本人は、自分が善意の人と思ってやっているから、始末に負えない。
職場のアベちゃんと話したら、彼の御父上も、よくやっているらしい。
たとえ、渋滞した対向車線のすきまに入れてくれる親切心であっても、
右折するほうは、車列の陰からやってくる自転車や歩行者には、細心の注意を払わないと、
〈サンキュウ事故〉の加害者になりかねない。
(この場合、道を譲った方に、事故の過失は問えない)
現在存命で、ステアリングホイールを握れる人々は、おおかたが教習所に通ってライセンスを取ったと思うが、基本的なルールを見逃して免許をもらったのか?
それとも、長年のカーライフの中で失念したまま、今日にいたったか?
他方、その真逆の不法行為。
最近は、青☞、のある信号交差点が増えているから、だいぶ良くなかったが、
直進車をヒヤリとさせて、右折する者。
右直同士の優先性を知ったうえで、命がけでダッシュ右折なら、まだ可愛いげもあるけれど、
ヘーキで当たり前のように、直線を横切っていくドライバー。
これはいけません。
しかも、きっと、いれてよ!!、と強調したいんだろう、
パッシングをしたりする。
(☞ありがとう、の意味でパッシングを使用する者がいるが、パッシングは、たとえば米国では、相手を威嚇する時にやるので、
海外ではご法度。
下手したら、相手が、ショットガンを持って運転席から降りてくる)
先日もこういうのに遭遇したが、
こういう場合、
いままでは助かったね、でも、次は保証できないかも、と思って心配になる。
では。