顔では勝ってる? (2024.3.2 琉球戦レビュウ❶)

先制し、その後、逆転されるものの、後半アディショナルタイムに同点に持ち込んで、

2 – 2 のドロー。

ゲーム終了のドサクサにまぎれて、

― 山雅、顔では勝ってるからいいのよ、とは家人。

これだって、山雅愛の、立派ないち表現なんだから、問題発言でもないが、その根底には、

各プレイヤーの風貌、体幹、プレイぶりから発散される、個の充実があるはずだ。

5週間、遠い松本の我が家を離れて旅暮し。

アウェイ2連戦で、勝ち点 4 を積んだのだから、これはもう、立派な帰還でありましょう。

ホンネを申せば、

あれほどの、各個の技量、チームの練度とスタイルの深みにおける歴然たる優位からすると、

3 – 0 で勝てれば、とは思います。

琉球からすれば、ああいう格好での得点しかなかったでしょう。

けれども、チーム山雅には、随所にみごたえある内容で魅せてもらいました。
(細かいことは、レビュウ❷で)

野々村のヘディングシュートで同点に追いついた瞬間、

たいして狂喜するでもなく、チーム全体が、センターサークルに素早く戻っていく姿。

ああいうところに、チームとして出来つつあるなの感と、

勝つのが当然、のような雰囲気が出ているのに、なんとも期待が高まるわけでして、

さて、ホーム開幕戦。

今度は、ファン&サポーターのほうが、チームの期待(10,000人のアルウィン)に、応えてみせないとなりません。

では。