先制し、その後、逆転されるものの、後半アディショナルタイムに同点に持ち込んで、
2 – 2 のドロー。
ゲーム終了のドサクサにまぎれて、
― 山雅、顔では勝ってるからいいのよ、とは家人。
これだって、山雅愛の、立派ないち表現なんだから、問題発言でもないが、その根底には、
各プレイヤーの風貌、体幹、プレイぶりから発散される、個の充実があるはずだ。
5週間、遠い松本の我が家を離れて旅暮し。
アウェイ2連戦で、勝ち点 4 を積んだのだから、これはもう、立派な帰還でありましょう。
ホンネを申せば、
あれほどの、各個の技量、チームの練度とスタイルの深みにおける歴然たる優位からすると、
3 – 0 で勝てれば、とは思います。
琉球からすれば、ああいう格好での得点しかなかったでしょう。
けれども、チーム山雅には、随所にみごたえある内容で魅せてもらいました。
(細かいことは、レビュウ❷で)
野々村のヘディングシュートで同点に追いついた瞬間、
たいして狂喜するでもなく、チーム全体が、センターサークルに素早く戻っていく姿。
ああいうところに、チームとして出来つつあるなの感と、
勝つのが当然、のような雰囲気が出ているのに、なんとも期待が高まるわけでして、
さて、ホーム開幕戦。
今度は、ファン&サポーターのほうが、チームの期待(10,000人のアルウィン)に、応えてみせないとなりません。
では。