(画像の版権帰属先:オフィス ウエストウッド)
― 山本 陽子さん、亡くなっちゃったねぇ、と家人。
最近、『〇〇の部屋』に出たばかり、と付け加える。
― あれって、いまはメッタにお目にかからない往年の芸人を出演させることで、高齢の好奇心を誘う番組だから、そこに登場したら、いつ死んでもおかしくない、ってことだね。
― なに言ってるのよ、司会者の〇〇さんがそもそもご高齢だから、呼ばれる人もその年代、ってこと。
(そんなこと言って、登場したガチガチの厚化粧を笑ってる)
そして、その日。
職場へ行くと今度は、ルノアール氏が、
山本 陽子が亡くなった、と 四度も声をかけてきた。
彼にとっては、沢口 靖子に比肩するほどの、絶世の美形だった (近年の姿は知らんとのこと) らしいのだが、
僕にとっては、まるで、代表作や、はまり役が思い浮かばない女優さんなのだ。
そこで、
― ようこ、といったら、僕には断然、松山 容子ですよ、一択で。
と応えておいた。
では。
☞ 記事中の固有名詞をご存知ないお方は、ご自分の〈若さ〉に感謝すべき。(特記)