結果は、0 – 2 の敗戦。
ハーフタイムで一息入れに、ゲートに出ると、
階段のところで、(名は秘すが) 株式会社 山雅の御方と、お遭いした。
― ボールをまわすのはいいけど、有効な縦パスが入らないね、と僕。
― えぇ。すべてに (天候とゲームともに) お寒いです、と彼。続けて、
ビルドアップが出来ないなら、ほかにだって、やりかたがあるだろうに……。
ゲーム総括は、この会話で足りてしまう。
けれど、あと少々、
万が一、2位に浮上か、くらいに思っている萬年の視点から追加します。
何故、記事のタイトル、なのか?
あり得ない ☞ リーグ最終盤にまで来て、たとえ相手がどこであろうとも、この程度のクオリティ、スタイルの未熟は、そもそもあり得ない話。
この10箇月の仕事の内容が、厳しく問われます。
菊井ひとり欠くから、ってのは言い訳になりませんぜ。
本日の 6,600人余りの来場者、つまりは、〈山雅〉に魅せられに来る人々からは、ゼニを取るに値しない、ぶざまなゲームであって、
他のプロパガンダがないからと、クラブとして、上昇などと、大風呂敷は拡げないほうが身のため。
納得のいく ☞ 失点はふたつとも、セットプレイで、ゴールのニア(近くの端)とファー(遠くの端)で、それぞれマークが甘くなった迂闊さが招いたもの。
とは言え、攻撃サッカーを目指していると言いながら、
惜しい!、というよりかは、
イチかバチか、ひょっとしたら、出逢い頭でいけるかも?、といった低レベルのシュートばかり。
ゴール前のスペースを獲れて、かつ、準備してきちんと打ったのは、あった?
残念だが、記憶に浮かばない。
これでは、どこが相手であっても負けて当たり前で、堂々と、納得の敗戦です。
駐車場への帰路、後方を歩くご婦人が、お隣の(おそらくは)旦那様に、
― 来季は、走れる(=走る)選手を揃えてもらいたいわ、とポツリ。
ys横浜の、テンポ良くボールが動く素早い攻撃に追いつけず、プレイヤーを捕まえられない、あるいは、ファールで倒す、そんなシーンを再三見せつけられたから、に違いない。
ただ、これなど、やはり、精神論的な、責めのご意見。
縦に速く、は求められているものの、ボールを握って相手守備に穴を開ることを重要テーマにしているんだから、
ここへ来て、そのテーマがかすんでしまうような技量と連係が暴露されたことこそが噴飯ものであり、(南ゴール裏の諸君を含めて) そこを、最大の追及点にしなくっちゃ。
さて。
サッカー論議は、レビュウ❷で。
では。