今日、職場で。
ヤナさんが、
― ナイスゲーム!!、と挨拶がわりに。
たしかにね、率直にチームを讃え、勝ちを喜べばいいんだ、と思いつつ、
帰り際、今度は ソネさんに、(アルウィン参戦) お疲れ様でした、と声をかけたら、彼曰く、
― これで、(ゴールを決めた) 滝 裕太は左で使う、で、決まりですね。
― それも、右インサイドハーフの村越 凱光とセットで、となるかなぁ?、と僕。
村越が中央でボールを受け、それを利き足(左)で、左奥のスペースへ配球、滝を前へ走らせるといった、定型的なパスワーク。
それが、ゲーム中、たしか 3度あって、そのひとつが、先制点に実ったのだった。
さらに、59分の追加点 (by 小松)。
その直前、ボール支配の時間が続き、
住田 将、下川 陽太が、相次いで左サイドからクロスを打っている。
そういう流れから今度は、小松 蓮が、讃岐最終ライン裏へと抜け出すタイミングを狙った、菊井 悠介のクロスから生まれたゴールだった。
1点目は速攻で、2点目は、じっくりと攻めた。
攻撃の引き出しが蓄積されてきたことが証明された、ゴールふたつで、なにより。
……、とこれで終わってもいいんだけれど、ひとつだけ。
今後、勝ちをより確かにするため、
相手が、ツートップ気味になって食いついてきたら、どうするか?、ってこと。
あのゲームの60分以降、讃岐が、その策を採用。
山雅センターバックふたりに対し、相手フォワードふたり、という構図において、数的な優位を保とうとしたため、なんだろうか?、
両サイドバックが、高い位置を採れなくなってしまう。
つまり、サイドからの攻撃が、急に影をひそめた。
ツートップ化と同時に、讃岐は、3バックに変更していて、
相手#10(右センターバック)が、息を吹き返したように、山雅の左サイドにたびたび侵入するようになった。
守りに追われて、攻撃に手がつかず、よって、讃岐にいいようにリズムを渡してしまう、といった印象。
それでも、なんとか凌ぎ切れた、けれど、
センターバックふたりが、同数(あるいは3人) の相手フォワードのファーストディフェンスに曝された場合。
その状況をひっくりかえして、当方に、攻撃の主導権を手繰り寄せる方程式、
(すべてを、蹴り出しで対応するのでなければ)
これは必ず、解いておかなければなりません、山雅。
たとえ、防御率が2点(ゲームあたり失点 1.4 )であろうとも、3点を獲って、ゲームをモノにするために。
では。