今治は あまりに遠し
せめては 新しき心持ちして
かりがねに いでてみん。
……どこぞの詩を真似るように、4年ぶりに!!、山雅の練習を観に出かけた。
チーム山雅は、
発展途上の〈藪漕ぎ〉みたいな苦悩も味わいつつ、尾根に突き出たような爽快を求めるように、
一貫して、自分流サッカーを追求してリーグ参戦中。
むしろ、このところ、周囲のファン&サポーターが
上位リーグでやっていなければ一切ダメ、という世界観と、過去を捨てきれない懐古心理が絡み合って、定見もなく、いたづらに動揺している始末。
そんな要らぬ雑音には見向きもせずに、ひたすら〈守功一体型、高強度〉サッカーを求めるさ。
実際、練習では、攻撃と守備を(区分せずに)表裏一体として強化していて、サイドからの崩しと、その対策を念入りに深めている。
基本は、あくまで、再現性を有する攻撃を究めることに、重きを置いているように思えた。 (内容は、ボカシてあります)
山雅が、過去にないほどに攻撃的なゲームを重ねているのは、(Jリーグデータによる)反則数の少なさで、リーグ第1位であることからもうかがえる。
そして、この日。
かりがねにおけるいちばんの感想は、
あぁ、活発な錬成をおこなうには、やはりこれだけの、チームとしての所帯を必要とするんだなぁ、でありました。
で、僕は、ファイアースティックのリモコンが検知しないことに、のんびりと焦り出してはいるのです。
では。