戻りつつある日々❶

アルウィンの観戦者数(統計)は、もちろんのこと、

素人評論家のためにあるわけではない。

やれ、昔はもっと高揚してた、とか、こんなゲームをしているようじゃあ観衆が減るなどと、アタマの凝り固まった年寄りみたいな戯れ言は、いい加減にしたほうがいい。

(こういうと、高齢者に失礼か)

早い話、そういう議論は、クラブやチーム、あるいは横で観戦する者への不満を、入場者数をネタに、憂さ晴らししているに過ぎない。

リーグが上になるほど(特に、関東圏にチームがある場合だと)、アウェイサポーターがそれなりに増加すること、また、ネームバリューに愉しみを覚えて足を向ける松本民が増える、これくらいが、参戦リーグによるところの(増加の)変動要因。

あとは、過去3年が、COVID-19によるもろもろの観戦制限が致命的であったことを別にすれば、

天候、地域行事、最後に、リーグ開幕と終幕、このみっつが、いままでの定常的な増減要因として挙げられるくらい。

アルウィンがより満杯に近づけば、クラブ収入増、ゲーム白熱の効果があるから、それはもちろん、オーライなんだが、(だから増大のための、クラブ目標や営業的な努力は必要だ)

その伸長や低減を、そのままクラブの浮沈のようにあげつらうのは、とてもいただけません。

僕の診立てでは、

前節鳥取戦が、昨季の平均である約8,500人を記録したので、COVID-19のダメージからは、そこそこ回復基調に乗りつつあるか、といったところ。

そもそも、それぞれが自分の生活や家計を抱えての観戦、参戦なんだから、そういう事情をすっ飛ばして、ガタガタ騒ぐことでない。

人々は、カウントされる数のために集ってはいない。

では。