今節は、國分 龍司というフレッシュなタレント(大卒) が初登場したんですが、
これからも交代枠 5人制を、巧く活用することで、新しいカード(=人)と、ゲーム活性を導くこと。
これが、勝ちを呼び込むための、大切な鍵、采配のポイントと考えます。
たとえば今節。
交代カードを切ることによって、
右サイドは、藤谷 ↔ 村越から、下川 ↔ 滝へと変化していくことで、はたして迫力を増すことができたんだろうか、否か?
同様に、左サイドは、下川 ↔ 菊井が、山本 ↔ (鈴木) ↔ 國分へと移る中、上手く機能したのかどうか?
リーグ序盤の第二関門、アウェイ北Q戦を視野に入れると、
サイドへのこだわりは、いっそう重要度を増します。
ギラヴァンツは、現在、その左サイドで、岡田 優希(新加入)、岡田、岡田……、を徹底することで、仕留めに来る戦略と予想されますが、
この新加入プレイヤに、#10を与えるとは、いかに重用したいか、の象徴です。
となると、山雅の両サイドが、果たしてそれに耐えつつ、反転攻撃へと向かえるのか?
鳥取戦、ボールを持って出しどころをうかがう下川を見て、
あぁ、昨季だったら、ここで横山 歩夢が縦に一気突貫していたんだよなぁ、と懐かしくはなったけれど、では、今のチームでは、どうする?
最後に。
久しぶりの左で、ボールタッチの感触が、いまひとつだったのか、
クロスを、2本高々と相手ゴール裏に打ち込んでしまった(ミス) 下川には、今後の奮起を期待するとして、これを軽々に非難するのは、禁物。
下川 陽太の、攻撃機会のスイッチオン、クロスの創出の度数はともに、リーグ第1位(もちろんチーム内断トツ)であって、それを決して見逃してはなりません。
では。