次戦を見すえて (鳥取戦レビュウ ❸兼 4/9プレビュウ)

今節は、國分 龍司というフレッシュなタレント(大卒) が初登場したんですが、

これからも交代枠 5人制を、巧く活用することで、新しいカード(=人)と、ゲーム活性を導くこと。

これが、勝ちを呼び込むための、大切な鍵、采配のポイントと考えます。

たとえば今節。

交代カードを切ることによって、

右サイドは、藤谷 ↔ 村越から、下川 ↔ 滝へと変化していくことで、はたして迫力を増すことができたんだろうか、否か?

同様に、左サイドは、下川 ↔ 菊井が、山本 ↔ (鈴木) ↔  國分へと移る中、上手く機能したのかどうか?

リーグ序盤の第二関門、アウェイ北Q戦を視野に入れると、

サイドへのこだわりは、いっそう重要度を増します。

ギラヴァンツは、現在、その左サイドで、岡田 優希(新加入)、岡田、岡田……、を徹底することで、仕留めに来る戦略と予想されますが、

この新加入プレイヤに、#10を与えるとは、いかに重用したいか、の象徴です。

となると、山雅の両サイドが、果たしてそれに耐えつつ、反転攻撃へと向かえるのか?

鳥取戦、ボールを持って出しどころをうかがう下川を見て、

あぁ、昨季だったら、ここで横山 歩夢が縦に一気突貫していたんだよなぁ、と懐かしくはなったけれど、では、今のチームでは、どうする?

最後に。

久しぶりの左で、ボールタッチの感触が、いまひとつだったのか、

クロスを、2本高々と相手ゴール裏に打ち込んでしまった(ミス) 下川には、今後の奮起を期待するとして、これを軽々に非難するのは、禁物。

下川 陽太の、攻撃機会のスイッチオン、クロスの創出の度数はともに、リーグ第1位(もちろんチーム内断トツ)であって、それを決して見逃してはなりません。

では。