ゆめゆめ油断だけは (鳥取戦レビュウ ❷)

第5節までを終えて、2勝3分け。勝ち点 9 。

すべて勝て、といった(荒唐無稽な) 理想主義者でもない僕の眼には、

むかしから開幕ダッシュとは無縁の山雅、昨年同様、上々のスタートを切った、と映りますね。

ただし。

互いにつぶしあいの団子様相を示すリーグ状況を見て、決して安穏としないことです。

チノ氏 (北ゴール裏の同志) がいうとおり、10節あたりまでに、その時点での我が〈完成形〉が出来上がっていれば、好ましい。

僕が乱暴に名づける、〈守攻一体型・高圧・高強度〉サッカーが、どのような個の活性と、相互の組み合わせ (=連携)を深めていくのか?

こういうチーム命題が、こちらにもはっきりと伝わってくるだけでも、現シーズンを喜ばずして、どうするんだ、ってことです。

ハッキリ言って、迂闊(ミス)と取りこぼしさえなければ、少なくとも、鳥取レベル(褒めている!!) のチームには、仕事をほとんどさせないくらいに、力負けすることもなくゲームを進められる算段が立ってきているのだから、

圧力をかけたその先で、どのように相手の守備をはがすのか、あるいは、崩すのか?、そこに集中できる、これはデカい。

また、パススピードが格段と高まっている (by チノ氏) がために、皮肉な現象として起こる、リフレクションによる不利な反転とか、意図しない互いの距離感の齟齬、そんなところが課題かなぁ、と鳥取戦では、強く感じていました。

蛇足ながら、
― シロヒラタケ、美味しくいただいてます、とスタジアムで、家人に声をかけられると、笑顔で応えていた 元yamaga#9 高崎は、ナイスガイでしたよ。

では。