対岸の火事などない (ys横浜戦プレビュウ ❷)

殊に、サッカーを、ちょいとマジメに観るなら、他のゲームもけっこう参考になる。

春の雪に、屋外に出る気にもならず、岐阜 vs 鹿児島 (3/18) をところどころ観た。

岐阜がのびのびボールを動かして、やりたいサッカーに(おそらくは)近いことができて、対し、鹿児島は、プレイヤーの距離感が悪く、チームの連動性や躍動感がなかなか築けない。

鹿児島は、#30木村 祐志がボランチに配されていたが、彼を巧く使えていないので、中盤でボールを有機的に動かせない。

木村は2列目の高い位置のほうが、よっぽど存在感があるので、再考したらいかがなものか?

おっと、山雅戦以外ですが。

岐阜が自由にできたのは、山雅戦ほどには、相手からの強圧がなかったから、と考えれば、山雅の〈守功一体型〉サッカーは、鹿児島と当たるまでに、より強化錬成すべき。

僕は、ルーカス ヒアンを早く実戦で観たいんだけれど、守備への献身性が信頼されれば、おそらくは、左サイドで投入されるだろう。

となると、榎本 樹にしてみれば、左方スペースへの斜め侵入について、もっと効果的にやらないと、レギュラーが危うく、今節は魅せ場をつくりたい。

雑音を消し去り、自己スタイルを磨き上げるにせよ、この3部リーグでは、技量の拙さを、定常的なプレイ速度でカヴァーする傾向にあるから、

相手の前方への速度を、いかに剥がして、かつ、カウンターを仕掛けるのかがポイントになる。

ゆえに、今節は、その局面でのシカケの出来を期待するとして、

右と左の、一体どちらのサイドで、それができるか、ってこと。

 

― 3月のこの時季には、かならず雪が降るのです。

と、家人がえらく断定的に宣するので、こんな曲を聴きながら午前を過そう。

では。