なんだか呑気過ぎないか。

夕食時、TVが点いていたので、これ、なんの番組?、と訊ねたら、

―今のは再放送。今年は、徳川家康を扱っているのよ、と家人の返事。

あぁ、一年かかって歴史物をやるNHKのあれね。

― 今年こそは観ようと思っていたんだけど、やたらと怒鳴りまくってる物語で、もううんざり。

なんだ、たった2箇月で、食傷ですか?

見映えはちょんまげを結ってはいるものの、現代人がそのまま出て来て動き回るんだろうから、僕は、それだけでもう、あまりつき合う気にもなれない。

というより、ウクライナ戦争が続いているようなご時勢では、

当初のシナリオは、当然見直さざるを得ないはずであろうし、

よほど巧く〈合戦〉を描かなければ、白々しい嘘事が、余計に見え透いてしまう。

では。