何度もここに戻って来る『ディアハンター』(1978年)


(版権帰属先: オフィスウエストウッド)

一昨日、職場で、すれ違いざま。

清掃スタッフのご婦人が、

― 今度、(たしか)シネマライツに、ディアハンターがかかるらしいですよ、と声をかけてくださった。

― ほう、それで、観にいらしゃるんで?
無垢な青年たち、特に、デニーロとメリル ストリープ、いいじゃあないですか!!

― わたし、あのロシアンルーレットの場面、もう耐えられなくって、ダメ。

きっといつだったか、この作品を、この御方と話したんでしょう。

が、覚えがない。

でも、忘れずに注意を向けてくださるなんて、実に、嬉しいこと。

ちょうど一年前、僕は、作品の末尾で歌われる、ゴッド ブレス アメリカを紹介しながらこの作品について書いているので、その頃、お話ししたのかも知れません。

今回は、サウンドトラックで、カヴァティーナを聴いて、この冬を送りましょうか。

では。