It’s a Dream Come True.

昨日の明け方、家人に呼ばれ、対ドイツ戦のハイライトをTVで観た。

日本代表がドイツと戦ったのは、過去2試合ぐらいだった、と思うが、早くも勝利(しかも逆転で)するとは、互いの間に横たわる歴史の深浅からすれば、大したもんだと感心する。

家人は、前半PKで失点したところで、もうダメかと思い、中継のTVを切ったらしい。

が、それでも、彼我の間には絶望的と言えるほどの力量差は感じなかった、とのこと。(勝利した後の振り返り、という印象的な加味はあるにせよ)

クレ君は、前半あれだけやられていたのに……、という感想だった。

ゴールキーパーの権田にとって、エスパルス(所属チーム)でセーヴに追われていたのが、このゲームで奏功したのかも知れない。

フルタイムで観ていない僕なので、戦術的な部分はわからないけれど、ピッチにいた日本人のうち数人が、日常、ドイツ1部でプレイしているという事実は、勝利するために、けっこう大きな要素だったんではないか?

普段から対戦している相手であれば、たとえ先制されても、こりゃあ、ダメだもう、という雰囲気にはならなかっただろうし、怖気づくこともない。

ハイライトの冒頭、前田 大然が右からのクロスに反応して、ゴールネットを揺らす。

ところが、オフサイドの判定でノーゴール。

スプリントの発動を、もうチョッと我慢して飛び出せば、と惜しまれた。

2019年6月、大然は A代表デビュウはしているものの、W杯の舞台で、その切り裂く俊足を世界に向けて魅せられたことは、おおいにその価値を高めましたね。

2016年1月、松本山雅の新体制発表会。

いつか代表になる、と宣言した高校生の誓いが、キチンと具現化したゲームとして記憶しておこう。

では。