いよいよ刈り入れの時来たる (2022.9.18鳥取戦レビュウ 総括編)

2 – 1 の勝利。

しかも、山雅がその全得点を叩き出した、ナイスゲームでした!

その証拠が、交代のカードの切られかた。

やむなく負傷(に近い?)によるもの2枚。
それと、後半アディショナルタイム突入時に、前線2枚替え。

先発のツートップ(ルカオ、小松)が、それぞれ得点し、あれだけ守備に貢献し、かつ、90分間稼働できたこと、これは大きいが、

つまりは、致し方のない交代枠のみを使うほどに、先発メンバーの出来が良かった。
おかげで、パウロ淳一の出番なく、残念!でした。

個人的には、僕が観戦していた北ゴール裏直下でもって全ゴールが決まり、かつ、被ゴール回避の防戦も展開されたおかげで、かなり見応えがありました。

これは、あくまでオマケですけれど、
リーグ公式の順位表、直近5試合のところに、〇〇〇〇〇と並ぶ光景は、実に心地の好いものです。

さて。

ゲームは、おおよそが、望むべくような展開となりました。

ただ、一点。

中山 陸が、サイドバックをあれほどにこなせることを承知していなかったものですから、

チームが、迷いなく3バックを採用してくることをば見通せませんでしたけれどね。

下川 陽太を左サイド、中山を右サイドに置いたことは、ゲームの帰趨にとって決定的な采配であった、と思います。

勝利したことはもちろんですけれど、このゲーム最大の重みと価値は、

リーグ戦残りラスト10ゲームのところまでやって来た時点で、チーム及び個人として、相当な到達点まで創り上げていること、そのことに在ると言えます。

ここまで進化、深化させて来た戦い方の、実績と実感。

これがあってこそ、ラストスパートに光明が射しこんでくるというもの。

タネを播き育ててきて、これからはいよいよ、収穫の時期。

3部リーグの戦い方に、〈決して馴れずに、けれど慣れよ〉と、いつも思っているんですけれど、それを表現しつつあることを評価したい。

では、各論篇(明日) に続きます。