アキアカネの庭で。

或る午後、庭に居ると、

家人が、ピアノに向かっているのが聞こえてくる。

どうも、ショパンの『別れの曲』をモノにしたいようだ。

たしか、男はつらいよの、どこかで使われていたっけ、あの曲。

そういえば、隣家の娘さん(高校生)、最近まったくピアノを弾かなくなったけど、やめちゃったのかね。

人生の憂さが、音楽で晴れると思っているほど楽天家でもないけれど、楽しくやっているのが伝わってくるのは、聴いていてホッとする。

というわけで、山雅のチャント〈山雅ゴール〉原曲の、洒落たカヴァーを見つけた。

映画『ディアハンター』では、巧く使われていました。

では。