我が 鎌倉あたり。

時候の憶え、6/23(葉が裂けていないが、おそらく)タチアオイが開花。

何年か前の夏、僕は、相模湾に面した葉山町を車でうろうろしていた。

或る画家の作品を漁るために、回顧展が開催された、その地に在る美術館を訪れるのが目的だった。

途中、JR逗子駅に立ち寄る。

そこから、三浦半島をくねくねと周回する細い路地路地を美術館へと道をたどると、夏の日に輝く海が眩しい。

葉山は、鎌倉と横須賀の中間くらいにあるところ。

潮風に曝され、清潔に錆ついて眠っているような街の風情は、ふだん山国に暮らす僕にとって、これからいつも、憧憬に近いものを感じる景色に違いない。

だから、できる限り早く、ベルマーレ平塚のホームスタジアムに出向く日が来るのを待ち焦がれよう。

ちょっと寄り道して、藤沢から江ノ電に乗り込んでしまおう、という魂胆なんです。

では。