たやすく胸を合わすなかれ (沼津戦プレビュウ)

公式戦では、はじめての対戦(のはず) 。

富士山の麓、愛鷹。

そして、落ち着いた古色豊かな沼津の街を本拠とする。
でもって、ジュビロを兄貴分とするクラブ。
……、それくらいの知識で、申し訳もありません。

加えて、2週間前の、対ギラバンツ戦のハイライト動画を観ての感想です。

〈迷うことなき 前進サッカー〉
こむづかしい事はやらず、とにかく、前へ速く入って来る。
ロングスロウもそういった武器のひとつで、ボールを、とにかくペナルティエリアへと送り込む。

そんな感じでしょうか。

北Q戦では、ボールを70%持たれ、それなりのチャンスを作られ(シュート本数は同じ)、けれど、ストレスで凹むことなく、スキを逃がさずに、4 – 0 で勝った。

危険因子として、マークすべきは、前線の、#10、#20 のふたり。

〈いなすか、潰せ〉
そんな、直線的で、まっとうなアスルクラロのサッカーに対しては、

リズムを決して同調させることなく、ねじ伏せて奪取反転でいくとか、相手よりも数段速くボールを運んでフィニッシュに向かうとか、とにかく、こっちのペースに引きずり込んでいくような工夫が、必要。

前がかりになった相手の後方スペースを獲るか、あるいは、相手を後方へ走らすか。

要は、調子を合わせてマトモにやろうとすれば、かえって後手を踏みやすい。

現在、成功裡にやれている、前線、すなわち相手の最終ラインにボールを放り込み、ここからのセカンドボールを前向きで回収、そこを起点に攻撃を仕掛けるやり方、これを強化、徹底するでいいのでは?

というのは、この戦法は、次の対北Q戦で活きてくるから。

比較的オーソドックスにやってくるギラヴァンツも、この際、見据えてしまう、ってことです。

加え、セットプレイにおけるアイデアの追求。

中途半端な様子見、これだけはどうか、ご法度で。

では。