……、僕らで、こちらに手繰り寄せる時。
もっとよい明日のために、今日なにをやるのか?、と。
周りをみれば、三菱、京セラ、タカタ、ヤマハ、といった錚々たる責任企業(親会社) のマネ―が、羽振りをきかす。
チームの主力であったプレイヤーの、移籍情報が聞こえるたびに感じている。
犬飼 智也、クリスティアーノ、大前 元紀、杉本 健勇などなど……。
ACL出場権獲得、トップリーグ昇格、2年連続3位からの飛躍、となれば、それはもうチーム強化に力が入るのはあたり前か。
どこぞの歌詞ではないけれど、金ですべてを手にすることはできないが、金、ってのは使うことができるんだ。
今季のライバル岐阜は、岐阜を元気に、とクラブに2億数千万円をポンと出してくれる有り難い御仁がいらっしゃって。
そのマネ―で、浦和を満了になったプレイヤーを獲れるわけ。
…… 永遠の課題〈お金〉。
我が山雅の場合だと、汗をかいてチマチマと積み立てる、ってことになるんでしょうが、
幸いなことに、Jリーグの来季(今の予定では)は、収容率100%での開催。
ゆえに、クラブ営業収益の目玉、入場料収入をもっと増大するチャンスあり。
だから、できるだけアルウィンに足を向けよう。
ジジババの生きがい、サッカー愛好者の関心、郷土愛の実感、といった実にもろもろの、間口の広いアルウィンの要求を満たすには、
結局は、勝利を強く期待させるゲームで、観衆を魅せなければ始まらない。
息子には、
― パウリ―ニョの帰還、よかったね、と言ってもらったけれど、
山雅、今ストーブリーグのテーマはむしろ、主力級の流出をどれだけ防げるか?、でありましょう。
あと1週間で、新体制をどこまで創り切れるのか?
『僕らの時代』 (by オフコース)、を今の山雅に強引に照らしながら、しみじみと考える。
では。