1 – 1 のドロー。
嬉しくはないけれど、降格そのものに、怒っているわけではない。
ラスト5試合、できて1勝だろう、と言っていたくらいなので。
(まだ、3分1敗です)
リーグを落としたら、また、やり直せばいいだけの話。
雷鳥は、いつも頂を目指すんだから。
なにが、腹立たしいのか、って?
リーグ戦のドンづまりで、こんなゲームをやってしまうことに対して。
せっかく前節、内容において一歩進んだと思ったら、昨日は、五歩ぐらい退化したテイタラクを見せられる。
できないのか、やらないのか(外部からは)わからんが、あれが精一杯の仕事、とは、誰も思いませんよ、山雅ウオッチャーならば、決して。
勤め人として、あたしゃあ、こういうのがいちばん嫌でしてねぇ (コロンボ調で)。
返金してもらいたいわ、と思う。
が、チケット代は相模原さんに払ったんで、そうも言えず。
まぁ、不幸中の幸いは、こんなゲームを、8,000人のアルウインでやらなくて良かったこと、でありましょうか。
その分、相模原に参集した、降格を、悲劇と考えるファン&サポーターにとってみれば、
そのカタルシスさえ味わえないような、未練たっぷり、燃焼不足の顛末となったわけです。
ゴール裏芝生席の面々のほとんどは、これからも共闘の同志でありましょう。
けれど、だからこそ、ゲームを作れない不出来に憤懣を憶えるのであって、もしも、これが第三者ならば、ただただ眠たくなるようなゲーム、に違いなかった。
❶ボールが行ったり来たりのゲームで、殺す(切る)べきボールと、活かすボールの読み分けもできずに、ただ一辺倒に球際に向かっていく守備。
次の展開を織り込んでプレイしていないから、簡単に相手ボールにしてしまう。
❷縦にボールを供給することを禁じられてんのか?、と思ってしまうくらい、相手の守備網に対し、ほとんど横、横、にボールが動くような組立て。
たった一回、安東 輝が果敢にボールを持って駆け上がった記憶しかない。
最終ラインから縦パスを入れたくとも、中盤より前のプレイヤーは何故か、相手の陰に入ってしまう。
あれじゃあ、ボールを引き出せないでしょうが。
❸どっかから、ルカオギャンブル失敗、って声が挙がっていたけれど、確かに、ルカオと伊藤を並べる、って手はないわ。
ルカオにボールを当てるならば、その衛星として動けるようなプレイヤーを手当てしないと。
セルジ―ニョは、組立ての起点で手一杯になるはずなんで、あそこには、河合、あるいは榎本あたりを持ってくるべき。
要は、3 – 4 – 1 – 2 ではなく、3 – 3 – 2 -2 でしょう、やっぱり。
ゲーム後、盛り上がりも盛り下がりもないようなゴール裏、お隣のお方とは、
― おそらく、この引分け、山雅と相模原にとっては、そろって討ち死の結果が濃厚でしょうね、
などと、お別れしたのでした。
では。