去る14日、福島県で開催された大会。
42.195kmを、9区に分け、うちふたつを中学生が受け持ち、あとは、高校生以上でチームを編成するというルール。
東海以東の 18チームがエントリーして競った。
3位でタスキを受けた、群馬チームの最終走者、あの! 不破 聖衣来が、前走する宮城、千葉を逆転してトップでゴールに飛び込み、チーム優勝に貢献した。
区間賞(31分29秒) を獲った不破にしてみれば、スタート時の、トップとの38秒差なんてのは、モノの数に入っていなかったのかも知れない。
……、とここまでだと、またもや不破 聖衣来の快走、で終わってしまうんだけれど、我らが信州チームが、第2位を獲ったことを大いに称賛しなくてはならぬ。
山雅や御嶽海だけが、この県のスポーツではない、ってこと。
不破と同区間を走り、区間第2位(31分40秒) の走りを魅せたのが、和田 有菜(わだ ゆな 名城大4年)。
一時は、不破に並ぶくらいの追い込みをするも、ここは、不破が一枚上手であった。
並ばせておいて、一気に引き離すことで、相手の戦意を消失させる老獪さをみせる(ルノワール氏評)。
信州チームは中学生をのぞくと、全員が、長野東高校の出身者。
1970年代に新設された県立高校。
なので、地元出身のランナーばかり。
とは言え、過去、全国高校女子駅伝で準優勝 2回(2017、2018年)とは、なかなかやる。
和田 有菜は、大学女子駅伝の全国大会をすべて制した実績をひっさげ、来年、日本郵政(陸上部) への就職が決まっているらしい。
となると、五輪マラソン代表 鈴木 亜由子らと切磋琢磨する世界に入っていくわけか。
しかし、まぁ、田中 希美、不破 聖衣来、鈴木 亜由子、そして和田 由菜か……。
女性ランナーが、銀河星団のように、次から次へと立ち現れる日本。
某サッカーのナショナルチームをとやかく言っているのが、なんだか、いじましくなります。
……以上、ほとんどそのまま、ルノワール氏情報の受け売りでありました。
では。