専門家 出てこい。

センモン、というのはね、もっぱらある事柄だけを研究すること。

だからネ、〈専〉には、その右肩に、〈、〉はつかないし、門構えの中には〈口〉もない。
要は、余計なことはしないから、〈専門〉って覚えるといいよ。

ご幼少の頃、教師にこんなふうに教えてもらったのを思い出す。

あれだけ猛威で大騒ぎした、COVID-19の、いわゆる第5波。

それが、急にストンと落ち込んで静まり返ったことを、誰あれも、腑に落ちるような説明をしてくれないまま過ぎていて、もう、解き明かしも期待しなくなった。

でも、専門家、という肩書でメディアにしょっちゅう顔を出していたんだから、説明が不能ならば、出て来て、残念ですが説明できません、というのが仁義だと思うんですがね。

都合が悪くなると黙り込む、ってのは潔さに欠ける。

しかし、考えてみれば、すべてに答えが在るはず、というのも、なんとなくの科学偏重に囚われた思い込みか。

では。