25日の夜、目が醒めて水を飲もうと居間に入ったら、日本対メキシコ戦をやっていた。
そうか、今晩だったのか。
ゲームはどうやら70分くらいまで進んでいるようだ。
―さっきね、レッドカードが出てメキシコが10人になっちゃたのよ。(家人)
―ほぉ。おや、2 – 0 でリードしているじゃん。(萬年)
中継に挿まれる先制点(by 久保)シーンをみると、なかなかダイナミックな走り込みと決定力がみごと。
メキシコのデイフェンス陣は、まったく置き去りにされて機能せず。
ランキングが28も20くらい下の国にこれをやられた日には、けっこう衝撃でしょうね。
つねにトップ10内外にある国なんですから、メキシコは。
メキシコの各プレイヤーの、余裕が失せた表情に、それが表れていた。
でも、僕が観始めた時間帯だと、正直どっちが10人のチームなのかわからないようなゲーム様相でした。
日本の中盤は締まっていて硬いんだから、もっと時間の流れをこちらに引き込むような落ち着いた連携、ボール運びを選べばよいのに、急いて前進してボールロスト、その結果、要らんファールを侵して、セットプレイを与えている。
まぁ、あの時点、途中投入されたフォワード(上田、前田)に、相手ディフェンスの裏狙い、あるいは、ロングボールの競り合いを敢行させたかったために、ああいった攻撃を繰り返したのかも知れないが、それにしては、みるべき攻撃シーンはほとんど皆無。
大然、この局面で、守備で目だってどうすんの。
プレイスキックになれば、数的優位など吹っ飛ぶのに、と思って観ていたら、ミスに近い格好で、コーナーキックから失点。
代表チームは所詮、ほとんど個人技量に依存した戦いをするわけなんで、あの時間帯の攻めあぐね、というか、ゲーム支配の放棄は、プレイヤーの特質とゲームメイキングを読み間違えた采配ミスでありましょう。
勝ったからいいや、ではまづいんで、こういうところは改善しとかないと、今後痛い目に遭いますよ。
それにしても、このぱっとしない代表ユニフォームは、チームとプレイヤーから見た目の精悍さと迫力をかなり減じていて、とても好きになれないなぁ。
では。