オリンピックを観るか?

もともとがオリンピックにほとんど必要性を感じない僕であるので、観るかも知れないし、観ないかも知れない。

すくなくとも、楽しみに座して放送を待つ、ってことはなくて、時計がわりのTV画面を見つめる、あるいは、ハイライトをチラ見するくらいか。

ま、インフルエンザワクチン接種を、やってもやらなくともかまわない、と思うのと、同じような気持ちでいる。

ここへきて、観客を入れる入れない、といったことで騒がしいようだ。

で、サッカーの日程をみてみたら、会場は分散しているんだが、ゲーム終了時刻が、22:00 とか、23:00 が目白押し。
註:開始17:00とあるが、数ゲームがまとめて書かれてあって、最終ゲームの終了時刻のこと。

こうなると、観客の帰宅時間を考慮した国内リーグ等の運用ルールからは大きく逸脱していて、同じ日本で開催する同じスポーツ興行との整合性が取れない。

なんだったら超法規的な措置で、強引に有観客とする判断もあり、とは思う。

けれど、そもそも、観客を入れないとする根拠が、ただただ首都圏などにおける現下の感染増加傾向のようだけれど、ただ、それだけのことかいな?

上のようなゲーム時間の設定も含め、1年という時間があったにもかかわらず、催行方法の条件出しを、ほとんど真剣にやっていなかったことがうかがわれる。

時の過ぎ行くままに、成り行きまかせにやるんだったら、はじめからそうアナウンスしておけばいいのに、策も無いのにもったいぶるから、見苦しくなるわけで。

まさか、80年前戦争に突っ込んで行った時もこんな感じだったのか、とか疑ってしまうような白々しさが、なんとも辛い……。

ただし、たとえ国民の声に頬かむりしてもですよ、なんとかしてIOCとの約束を果そうとしている現政権を、僕は責めるつもりはない。

某国に対しては、国際的な約束事を守れ、と断固言い続けている立場であり、

なにせ一国のトップが仮装までして乗り込んだ調子づいたカラ騒ぎの結果としての招致なんだから、その尻ぬぐいはしなくてはなりません。

現首相の苦衷を思うと泣けてきます、まったく。

では。