大宮戦レビュウ補足と、雑感あれこれ。

そろそろ起きてレビュウ書かなきゃ、とうつらうつらしていたら、家人から早朝のメール。

(おそらく京子さん情報だろう)信濃毎日第一面で、監督解任と新監督を某氏に打診へと動く、だって?

東スポでもなければ、かつ、フロントページ。

まんざらのガセネタでもないだろうな、と思いながら居る。

【まづ補足】
米原 秀亮が、かなりよいパフォーマンスであったことを書き落とした。
ただ、シャンとしない大宮サッカーが相手だったゆえなのか?、これも、次節以降での検証が必要なのであります。

大宮ついでに言うと、攻撃活性化を図りたければ、元大宮の大前 元紀を誘うくらいでないと(かつても指摘したとおり)。
時間を創れる、これがポイント。
だから、田中パウロを推すんです。

松本の街、それとツルヤを愛してくれたセルジ―ニョ(家族)に、家人はいたってラブコールなんだが。

【あれこれ、とは】
僕らはここ10年でいろいろ学んで成長もした。
けれど、松本山雅周辺の、美徳と特長は、変わらぬ素人っぽさに存す。

たとえば、先達クラブのファンサポーターにみられるような、応援とはこうあるべき、といった論調にほとんど同調しない姿勢。

クラブで言うと、身の程も顧みず、松田 直樹とか、元五輪代表監督を誘う視点がそれ。

オフサイドなんて知らなかった老若男女が垣根なく愛し、楽しめるのが山雅の根源的価値なんだから、フツーの市民を意識すべきだろう。

天井桟敷の者に照準を合わす必要が、どこにあるか。

と同時に、チマチマと財政破綻なくコントロールしようとする経営もまた、身の丈をめざす、それで良い。

親会社(あるいは責任企業)を持たないクラブが、分別を忘れて下手を打てば、その後は悲惨、挽回も大変。(大分、鳥栖を見よ)

それに比すれば、リーグの昇降格など、試練としてはまだまだ序の口だろう。

フロントといった訳不明の言葉で、経営などを糾弾する者。
これは、能力の無いために経営にたずさわれないような者で、じきに消えゆく水面のアブク、と考えていい。
思うに、当クラブのファンサポーターでなくて、山雅をツマミにしてなんか言いたいだけの暇人。(少々うるさいのが、傷に玉だが)

絶対に誤謬をおかさない組織はあり得ず、その都度修正をかけて生き延びるのだ。

よっぽどの存続危機の局面でも来ない限り、クラブの選択は支持する。

クラブ経営者の専権事項は、尊重されるべきだろう。

ただ、監督にかかわる件のポイントを、三つ指摘しておく。

❶もともと柴田 峡氏は緊急避難的に選任された。
昨季、後半を上手く立て直しばかりに今季を託された事情を斟酌すべき。

❷その裏には、人件費コントロールといった緊縮財政の要求もかなりあったはずで、今回、新監督招聘に費用がかさめば、今夏レンタル移籍で放出増とするくらいの、冷徹なソロバンがはじかれているだろう。

❸上に書いたような、山雅を取り巻く〈世間〉を意識した戦略。

プロサッカーは究極、客商売であって、観る側はプレイヤーの死闘を観ながらビールを流し込んでいる世界を忘れちゃあいけない。

で、どうも家人は候補者が意に染まないようだから,

― そのスタイル(流儀と容貌)はともかく、少なくとも男気は感じるけれどね。
……と、メールを返しておいた。

では。