なりふりかまえ (群馬戦プレビュウとは別に)

京子さんから、家人にメールがあって、その内容とは。

―離れて暮らすティーンエイジャアのお孫さんからメールがあった。
新聞を手にしたけれど、見出しで読むのが辛くなってしまい、とても紙面を開けなかった。
見出しとは、〈沈む山雅、ついに最下位に〉。

なんとも切なく、けれど、わかる話だ。

群馬戦へ行かないことにした、という家人も、同じような気持ちなんだろう。

なんだかんだ言っても、クラブを思う気持ちは変わらないんだし、
こと勝負事には相手のあること。

決意した、と見得を切るのはかまわないが、チーム内部で不信と疑心に陥らず、ひたすら取り組んでいるサッカーを全うする、でいい。

個やチームが、沈みゆくタイタニックの甲板の上で、椅子を片付けるような的外れなことに向かわないこと、それだけを望みます。

勝って気持ちよくやりたいけれど、不振の時だってあるさ。

周りが浮足立って、どうする?

勝ち馬に乗りたいだけならば、山雅を贔屓にしないほうがよっぽど平安な人生でありましょうし。

では。