0 – 3 の敗戦。
来客があったり、荷物の搬出があったりする中で、DAZNの画面をちょいちょいと観る、そんな慌ただしさとなった。
前半は、なかなかの出来ではないか、風を利することができる後半が楽しみだわい、と思っていた。
しばらくして戻ってみたら、なんと、ペナルティスポットにボールが置いてあって、その向こうに圍 謙太朗が構えているではないか!
77分の失点。
水戸がボールを右サイドに散らしておいて、受けたプレイヤーが、駆け上がって来るサイドバックに渡すタイミングをみているのが自明な攻撃。
そこ、外側からクロスを入れるであろうプレイヤーに、誰も詰めに行かないの?、と思っていたら、案の定。
フリーで中に入れられて、失点。
この2点目が、ゲームの帰趨を決定づけました。
必死に両手で掬い取ろうとしていた勝ちが、無残に抜け落ちる、そんな感覚。
運動量をいとわない、献身的な中盤、つまり、有能な、水を運ぶ者はいるんだから、詰めるべきは、ペナルティエリアのラインにまで、ボールが到達した時。
シュートなのか、セカンドボールを予測したアプローチなのか、シュートを打たせるお膳立て(シュートコースを開けること)なのか。
最終の直前、黒子は誰が担うのか。
たとえば、岩間 雄大のような存在を、誰が引き受けるのか、割り当てるのか。
3分2敗。
こうなると、この世の常で、どうしてもネガティヴな雑音も湧いてくるが、チーム山雅はどうかギスギスせず、着手したことに突き進むのみ。
前 貴之の負傷もあまり重篤でないようであるし、橋内 優也は復帰できたし、さらに、平川 怜はインテンシティを有することがわかったし、篠原 弘次郎のロングフィードは、シャープで気が利いている。
その意味で、ターニングポイントのゲームなのかも知れませんよ、後から振り返った時には。
では。