楽観的でいておくれ【京都戦プレビュウ 前編】

もしや、サンガ関係者が当ブログを見ていると、手の内が読まれてマズイ。

そこで、プレビュウは2回に分け、最初を前編として、かなり抽象的になぞることにします。
具体論は、ゲーム直前に、後編として掲載の予定。

さて、見出しの楽観的、とは、前節に開幕勝利した京都の皆さんに期待する態度であって、決して山雅関係者に対してではありません。

対戦相手には、せいぜい油断していてもらう、それが、勝利への第一歩なんですから。

で、今週の山雅のテーマは、次の3点になるでしょうか。

❶キャンプ漬けの長期ロードの疲れを、家族や松本への愛情で十分に癒す
1箇月以上の不在をば、挽回してもらって充電。
日常な生活に復帰し、くつろぐ。
まづは、これ。

❷課題の解決は、京都戦に直結する
前節対相模原の、京都の戦いぶりをざっと観た限り、レノファ戦ではっきりした課題の解決はおそらく、京都戦への準備とほとんど重なってしまう感じ。

京都が現在取り組んでいることの正体はなにか?
また、スタイル完成がいかほど進んでいるのか?
―このふたつを、評価してみないとなりませんが、まだまだ到達点には遠い印象ながら、決してあなどってはなりません。

次節を、チーム創りにあって最良な二里塚として位置づけしたうえで、勝てれば上等くらいの、悲観的で周到な準備が必要でありましょう。

❸寄せては返す、波になれ
ゲームコンセプトの基軸は、〈連動した攻守の切り替え速度〉であるはず。

現状のサンガ相手では、インテンシティよりもむしろ、アジリティ(敏捷性における速さ)で優る、これがいちばん要求されること、と考えます。

ヒントは、京都が、4 – 1 – 2 – 3 という超攻撃的な初期布陣を採用していることなんですが、その解き明かしは、後編にて。

さて、ゲーム直前になって関西の自粛宣言が解除された。
けれど、こちらの日程のやりくりことにとって、時すでに遅し。

ゆえに、今年もサンガスタジアム見参は、封印となりました。

では。