苦と楽とは まさに表裏 (テストマッチ前に)

フロンターレは、札幌と90分を2本やって、14 – 3 でキャンプを締めくくったようだ。

このスコア、もはや仕上がりうんぬんではなくて、単に地力差だろうな、と感心していたら、山雅は、本日、鹿屋体育大学とのテストマッチをおこなうことを知った。

対サンフレッチェ戦はなにもできず、エスパルスとは、(おそらく)主力組が、ゴールで音無しの3失点で、ここまで来ている現状。(結果だけみれば)

トレーニングでは、被セットプレイ(コーナーキック)の守備、とクロス攻撃の確認、とあるから、基本のキの繰り返し、というところなんだろう。

鹿屋大とは、やっぱりね。
昨年もやっているから予想していたとおり。

ゲームをはさんでいかないと、仮説と検証でチームを仕上げていけないはずだ。

昨季主力メンバーのうち、前線とサイドの5人がゴソッと抜けたんだから、それはもう、現場スタッフにしてみれば、今が、産みの苦しみの真っ最中なんだと思う。

そして、残ったのは、後方の、中盤と最終ライン(含むGK)。
ならば、佐藤、前、安東のボランチ陣をそっくりキャプテンに、というのは実にわかりやすいストーリー。

おそらくは、彼らのいづれかが、おおくゲームキャプテンを務めるんだろう。

ということは、特に熾烈な競争は、前線とサイド(ウインガー)の部分にあり。

開幕後、6~7節くらいまでは、試運転的なのを覚悟しながら、競争とチーム仕上がりを観ていきましょうか。

でも、こうなると、現場の苦しみが、そのまま暢気なファンのお楽しみへと、まさに、コインの表裏のように一致してしまうんでありますな。

お気楽なことで、まことに申し訳ありません。

では。